ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2018年03月09日    ※イラストはイメージです

地域ってありがたいね

705614.jpg娘が孫を連れて帰省し帰るという前夜、久しぶりに近くの焼き肉レストランへ行こうということになった。

そして食欲も話も大いに満たされたあとのレジの前。「はいっ」と店主が孫に小さな菓子袋を差し出してくれた。おや、こんなサービスも、と思っていると、「娘さんたちもこのくらいの時によく来てくれていたよね」と語り出
す。

近所だし、確かに娘たちを連れてよく来ていたが、その後は中断といっていいくらい、せいぜい年に数度くらいになっていた。夕方犬を連れて我が家の前を散歩する店主を見かけるたび、近くなのに申し訳ないと思ってきたが、巣立って長い娘たちのことを覚えていてくれたとは、と思うと嬉しさが込み上げてきた。

夜、タクシーで家に帰るとき、この店の名を出すとすぐに行き先を分かってもらえ便利だったと娘が言うと、「先代から長くやっているからね」とか「ここらではうち一軒だから」と応じてくる。

話がはずんでいると脇から「おかし」と言って孫がもう一袋催促しだす。食べ過ぎるからと今度は飴玉にしてもらったが、退屈している合図だろうと思い、店を出ることにした。

帰路、こうやって幼い子たちは見守られるんだ、と娘。地域ってありがたいね、と応じた。

(60代・女性)
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2018年02月20日    ※イラストはイメージです

冬の楽しみ

今年の冬は37年の記憶を遡っても特に寒い。

積雪で子供の学校が休みになったり、普段なら車で15分の自宅に帰るのに2時間もかかるなんて経験はしたことがなかった。現在は、寒さはまだまだ厳しいが、今までのような豪雪は終息したようでほっとしている。

私に似て、3人の子供たちは温泉が大好きで、冷え切った体を温める温泉は冬の楽しみの恒例行事となっている。今年は吹雪やあられの中で露天風呂に入るという楽しい体験もできた。

097275.jpg露天風呂に入るとあっという間に時間がたち、2時間くらいはたっぷり楽しみる。先日、いつもより足をのばして少し遠くの温泉に行ってみた。

普段行く温泉はたいてい閑散としていて、人がいないときだけと約束して露天風呂に我が子3人を解き放つのだが、今回は人が多く、シャワーも順番待ち。内風呂も露天風呂も普段入っているものの大きさの1/5くらいしかなかった。

細心の注意を払って子供たちには騒がないよう、走らないよう、飛び込まないよう言い聞かせていたのだが、入って早々、知らないお客さんに言われてしまった。

「子供たちを騒がせないでもらえます?自宅じゃないんで」
…全く騒いでいなかったのだが、気になる人もいるのだと学んだ。

言われた時は悲しく悔しかったが、今は子供がいるだけでイライラする人がいるのだと肝に銘じている。

でも、温泉はあきらめられない。今後はさらに注意を払いつつ、子供たちと冬の温泉を楽しもうと思う。

(30代・女性)
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2018年02月09日    ※イラストはイメージです

おかあさんのお手伝い

わたしはごはんを炊きました。

なぜかというと、お母さんは兄弟の習い事に行っていて、お留守番をしていたので、お母さんを喜ばせようと思ったからです。

でも今まであまりお手伝いをしたことがなかったので、水の量とかお米の量とか分からなくて、お父さんに電話して聞きました。お父さんもビックリしながら、でも、うれしそうに教えてくれました。

157571.jpgお母さんが帰ってきて、自分が炊いたごはんを食べてもらったら、「おいしいね!」と言って、とても喜んでくれました。私も、とてもうれしかったです!

わたしは、またいろいろなお手伝いをして、おかあさんを喜ばせたいです。

(10代未満・女性)

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posted by ファミリー・プロミス at 11:44 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

想い出のグローブ

 昨年暮れマイカーを廃車にするため、車の中を整理すると古い野球のグローブが見つかった。このグローブは息子が小4の時から中学2年生までの5年間、2人が河川敷でキャッチボールをした想い出が一杯詰まったグローブである。自分の子供とキャッチボールをする事は一人っ子で育った私が結婚し男の子が生まれた時、最初の夢だった。

535204.jpg 息子と初めてキャッチボールをした時は夢がかない感激し、息子に怪我をさせない様、私が手加減をしながら投げていたが、成長するに従い息子のボールの方が速くなり、高校受験が始まる中2の最後の頃には、息子のボールが速すぎて私が受けらえれず反対に手加減をして投げてもらっていた。本当に楽しかった。

 グローブを良く見るとボールを受ける箇所は黒く変色し皮は薄くなり本当に使い古されたグローブだが、このグローブは多感な年ごろな息子と私の絆を深めてくれた大事なアイテムであった。キャッチボールをしながら息子とフランクな会話が沢山出来た。親子と言うよりは親友の様な関係だった。

 あれから7年、今は使わなくなったグローブだがこれからも大事に保管しておく。あと数年もすれば私にもきっと孫が生まれるだろう。その孫が成長し、息子とキャッチボールをした時のように同じ河川敷でこのグローブで笑いながらキャッチボールをする事が私の老後の生きがいとなるだろう。その時が本当に楽しみである。

(50代・男性)
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豆まき

983617.jpg 節分は小さな春の到来を告げる行事です。邪気を払い息災を願って豆をまくという、日本の伝統行事の中でも一番好きな季節行事です。ちょっとユーモラスで童心に返ります。でも最近豆まきの声が聞こえてきません。

 我が家は私が幼い時から毎年欠かした事がなく、大人だけの家族になった今でも続いています。父が現役時代は、この日だけは接待も断ったり、早く帰宅したものでした。父が威勢よく豆をまく後ろで、家族そろって「鬼は〜外、福は〜内」と声を張り上げました。

 でも隣近所では今やどこも豆まきをしている様子がなく、子どもがいる家庭だけの行事になったのでしょうか。日本の伝統行事から人々が遠のいていくのは残念なことです。昔からの日本人の精神性は引き継いでいきたいと思うのです。

 最近は落花生の豆まきまで出てきて、ちょっと興ざめ。やはり豆は大豆。尤も、外にまくのは数個だけにしました。掃除も大変だし、勿体ないの精神も大事ですから。昔はそれに比べるとふんだんにまきました。今より社会は貧しかったはずなのに、豪快でした。翌日の道には豆があちこち落ちていてこころ和んだものですが、今やそれも環境問題になるのかしら。

 夫が豆まきをするようになりましたが、恥ずかしそうで、父に比べると声が小さいのです。豆まきも性格が出るようです。ことしも息災に過ごせますように。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 11:17 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

落ち葉掃き

 秋は紅葉、晩秋には枯葉となって風に舞い、冬は落ち葉になる木の葉。留まるもの、運ばれるものなどあるが、葉の種類でどこから来たものか分かる。が、「家の前を掃き掃除するときは隣のとこまで掃け」と母から教えられてきた。

246755.jpg 落ち葉は軽いので掃除にもコツが要る。箒にくっついてしまうからだが、軽く、箒の先でヒョイとタイミングよく持ち上げないとゴミ入れに収まらない。帰省中の娘が技を身につけようと始めると、「ぼくも」と言い三歳の孫が箒をもう一つ持って始めた。箒の先を跳ね上げてしまうのでなかなか集めることができない。それでも根気よくやっているとゴミ入れに入ってくるものも。そのたびかわいいドヤ顔を向けてくる。

 楽しそうにやる声が聞こえたのか、隣の奥さんが顔を見せ「あれ、うちの前まで」「お互い様です」、「いつもすみません」「どういたしまして」とひと通りの挨拶が交わされる。「あれ今日はお孫さんまで」「掃除デビューです」に意味が分かったのか、孫が盛んに箒を動かすと拍手が起きた。「そろって幼子バカ」と大笑いしながら会話が弾み、絆の深まりを実感した。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 11:07 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月22日    ※イラストはイメージです

2018年はチャレンジ

 お正月、田舎に帰り、家族で話し合っていると、「今まで行ったことがないところに行きたい!」と子供が言ってきました。ネットで検索して家族で楽しめる所はないかな〜と調べているとスキーしか出てきません・・・。予算オーバーで却下・・・・。

097225.jpg いろいろ探した結果・・・アイススケートを発見しました。20年前に一回経験があるだけで、発想にありませんでした。

「今年はチャレンジの年だね!」と子供は大はしゃぎ。

 リンクに入って、娘は壁に張り付き、何とか転ばないように慎重に慎重に滑っていました。息子は最初から転びながらも、真ん中に真ん中に進んでいきました。性格が全然違うな〜と改めて感じました。

 1時間も練習していると、何となく滑れるようになり、とても楽しんでいました!私も20年ぶりでしたが、結構滑ることができ、カッコイイ所を見せることができました。しかし、何度か大転倒もあり、みんなで大爆笑!!でした。

 チャレンジすると刺激的で、笑いが絶えないなぁ〜と感じました。

(50代・男性)
posted by ファミリー・プロミス at 14:36 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日    ※イラストはイメージです

夜勤のあと

 冬の時期の夜勤は辛い。仕事内容は一年を通じてそう変わりはないので、何が辛いと言っても凍りついた道路を運転しなければいけない通勤と、帰ってからの風呂が水のように冷たくなっていることだ。

 雪道を戦々恐々として運転するのはなかなか慣れないが、運転の上手な夫が「雪道ではシフトチェンジをロウに入れておくといいよ」とアドバイスしてくれたり、早めのタイヤ交換をしてくれるので独身の頃に比べるとずいぶん気持ちが違う。

 風呂に関しては、「夜勤後の午前2時くらいにお風呂に入ると、もう水みたいになってて、追い炊きしても1時間ぐらい温まらないんだよね」とぼやいていたのを夫が聴いていたらしく、以降、私が帰る1時間くらい前に追い炊きを始めておいてくれている。おかげで疲れて冷え切った体を、帰ってすぐにお風呂で癒すことができる。

200511.jpg 更に先日は、そっと布団に入った私に、寝ていた次男がむくっと立って一言。「お母ちゃん、ご飯食べた?」驚いて「うん、食べたよ」と言うと、安心したようににこっと笑ってまたすぐに寝てしまった。

 彼なりに夜勤をしている母はちゃんとご飯を食べているのだろうかと心配してくれているのだと思ったら、心までじんわりと温かくなった。

(30代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 15:12 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月11日    ※イラストはイメージです

私のつぶやき

 昨年末、父が永眠した。身体障害者になり10数年間寝たきりの生活。プライドが人一倍高かった父には辛い毎日だっただろう。私は父を失った悲しみよりも、父が辛い毎日からやっと解放される事からか、安堵の気持ちで父を看取った。

 想えば父とは若い時から対立ばかり。一人息子で甘えん坊な私を厳しい社会に適合させるため敢えて厳しく育てた父。父の厳しさには反発ばかりしていたが、当時の協調性がない私が、そのまま大人になっていれば現在の良き妻、子供たちに恵まれた幸せな私はいなかったと思う。

806149.jpg 孫が生まれてからは丸くなり孫を溺愛していた姿が今でも脳裏に浮かぶ。私の娘が父を供養してくれた住職のお布施を自ら進んで出してくれた。父の死を誰よりも悲しんでいたのは、一番溺愛されていた私の娘だったのかもかもしれない。

 「父ちゃん本望だろう。あんなに可愛がっていた孫が、父ちゃんに戒名を与えてくれたんだよ。3月に永眠した母ちゃんと一緒に天国から我が家を見守っていてね」と父の遺影に一人つぶやく自分がいる。

(50代・男性)
posted by ファミリー・プロミス at 10:59 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長寿ベッド

 今のベッドで寝るようになって、40年以上。というと、レトロでキ〜キ〜きしむオンボロベッドが想像されるかもしれないが、今でも見劣りしない素敵なベッドだ。重厚なマット2枚重ねで、淡いピンクの花模様が刺繍されている。頭部分はクリーム色の柔らかい革素材で立ち上がり、私の頭を支えてくれる。セミダブルで、一人で寝るには勿体ない程ゆったりしている。当時の父のベッド、母のベッドと比べても格段にいいものだ。

161160.jpg 私は小学五年からベッドで寝ていて、このベッドは3台目。子どもの時はただ寝てるだけでよかったベッドも、大人になると寝心地を追求したくなる。そんな私の訴えを聞いて、社会人1年生となった誕生日に、両親はこのベッドをプレゼントしてくれたのだ。

 何度か引っ越しをしたが、そのたび、このでっかいベッドとマットを連れてきた。多分に引っ越し屋泣かせで、大きくて重いベッドは、大変な時間がかかった。

 古くなったものは惜しげなく捨てる私だが、このベッドだけは手放せない。今でも古さを感じさせないから不思議だ。 とはいえ、役目を果たし過ぎて、マットの角がすり減って、色も褪せてきた。でも弾力はへたっていない。

 このベッドをプレゼントしてくれた両親は足して178歳。働き盛りの両親が奮発してプレゼントしてくれたベッド。両親同様、長生きしてくれている。「よく持ってるね〜」と両親は、わが家に来ると決まってこのベッドを懐かしそうな目で、生きもののようになでさする。

 両親の脳裏にはその時、帰宅した私をサブライズさせたあの日の歓声が去来しているだろうか。大きなベッドに欣喜雀躍した私の23歳の誕生日。若い両親の温かい
笑顔。今もこのベッドで寝られる幸せを思う。大切な両親からの贈り物。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 10:34 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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