ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2019年05月11日    ※イラストはイメージです

スマホデビュー

477892.jpg ついに私がスマホデビューした。娘がスマホを買い替える時、妻が同行しガラ携からスマホに買い替えた事で、家族でガラ携は私だけとなった事やガラ携のカメラも壊れた事から私もスマホに買い替えた。

 子供たちがラインでスタンプやら写真など色々送ってくるがパソコンだとどんな長文でも容易い私が馴れないせいかラインを10文字返信するのに5分もかかるので、ラインを返す煩わしさを感じていた。

 そんな時娘が私のスマホに沖縄旅行や箱根旅行の写真や動画を転送してくれた。楽しかった旅行の想い出、記憶が蘇る。こんな機能も付いているのか。自由自在にスマホを操る子供たちに負けないように私は現在スマホと友達になれる様努力を続けている。

 呼びかければ「何でしょう?」答えてくれるし携帯電話、パソコン、スマホと時代ごとに便利な世の中になった。このスマホにはこれから家族の楽しい想い出がどれだけ記憶されるのだろうか?カメラとアルバムを同時に持っているようで今から楽しみである。

 昭和、平成、令和と年号も変わり私も時代に乗り遅れない様に頑張っていこう。

(60代・男性)
posted by ファミリー・プロミス at 00:21 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

作戦にかかったかな

562075.png タブレットに動画が入ってきた。孫が子供自転車にまたがり颯爽と漕いでいる。かなりスピードが出ているはずなのにふらつきがない。あれ、それに補助輪も見当たらない。そうか、補助輪なしで乗れるようになったことを爺婆に見せたくて送ってきたのか、と思った。

 車の来ない道を繰り返し往復している。そのうち音楽が入り、孫の顔のアップも入り出す。どうだとばかりに微笑んでいるのが頼もしく見える。けれどサドルは大分下げられている。安全を配慮した親の心遣いが透けて見えて微笑ましい。

 爺婆の子どもの頃は子供用自転車などまだなく、いやあっても高くて買えなかったことから、大人の自転車を三角乗りしたものだが、後ろをしっかり押さえてもらうなどして人の手を借り、練習に相当な日時を要した記憶がある。

 このあとサドルを上げ、片手運転などできるようになると、もうひと回り大きなものが欲しくなってくるのだろう、と思い始めた動画の終わりごろ、メッセージが入ってきた。次の自転車もお願いね、ですって。やっぱりと思うと同時にまあいいかと思って爺を見ると、爺もしっかりとそして何度も頷いていた。

(60代・女性)
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2019年04月29日    ※イラストはイメージです

よかったじゃない、人助け

442229.jpg 娘から電話がきた。近所の仲良し主婦さんから早朝連絡があり、都合が悪くて行けないから代わって行ってくれない?と。三歳の息子が毎朝9時に坂の下の市道脇に立ってバスに手を振るものだからそこまで手を引いて連れて行って、というものだった。

 そしていつもの時間のバスが来ると手を振り出す。すると振り返してくれる乗客もいたそうで、微笑ましい光景と映ったという。上り下りで四台ほど、時間にして三十分ほどで戻ったが、「かっくいかった」と言って満足な表情を見せてくれたという。よかったじゃない、人助けよ、と褒めてやると、たった一日だったけど、自分の子も同行させたのでその後バスに手を振るようになったほか、ショベルカーなどの工事用車を乗せたトラックになると激しくって、と言う。

 好きなことが広がったのね、それもいいじゃない、と続けてやると、さらに「かっくいい」の言葉も真似して言うようになって、というので、それもいいわね、新しい言葉を覚えられて。子供の成長期にはいろいろあるわよ、と言ってやると少し安心したらしく電話が切れた。

 思わぬことがきっかけの新たな体験の一つ、子供には微笑ましい出来事と思った。

(60代・女性)
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お隣さんの引っ越し

387381.jpg お隣さんが勤務地移動の為、引っ越しをする事となった。3軒続きの新築の一軒家を購入して8年目。娘さんが生まれ可愛くなってきたなと思ったら、8歳の娘さんも両親と一緒に引っ越しの挨拶に来た。飴をやっただけなのに「やったー」と喜ばれ最後にハイタッチをして別れた。本当に愛嬌のある娘さんだ。

 お隣さんが帰った時、何か無性に寂しい。大雪が降った日、私の娘と息子が庭にカマクラを作った。そのカマクラに娘さんを招待し大喜びした笑顔が今でも忘れられない。挨拶の日仕事で不在だった妻も引っ越し当日バームクーヘンを手土産にお隣さんとの別れを惜しんだ。また遊びに来ますと言ってくれた。今度会うときはお互いに環境が変わっていると思う。

 私にも可愛い孫ができ、あの可愛い娘さんもさぞや美人になっている事でしょう。4月は別れの季節とは言え仲良くしていたのに別れは寂しい。新年号が発表された日に引っ越し。私が仕事から帰ると引っ越しは終了し家に灯りはなかった。引っ越し先で幸多かれを祈る。

(60代・男性)
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母の服を着ています

 私が身につけているものの多くは母のお下がりか、通販で買ったもの。22歳の年齢差がある母が選んだ服やバッグでも、何ら遜色はない。おしゃれね〜、といわれるのが常。洋服、バッグ、アクセサリー、帽子に至るまで母のお下がりを持っている。

 母がそもそもおしゃれで、大の買い物好き。いらなくなったら私に回って来るから、私は買い求めることもないのである。サイズが合うのでありがたい。母親の服を着ていると気づく人はまずいない。どこで買ったの、と聞いてきて真実にびっくりされる。

 最近は通販が充実していて、買い物きらいの私も、これなら気兼ねなく買い物を楽しめている。それにしても、私の買い物きらいのルーツはどこにあるのだろう。祖母も買い物をしない人だった。祖父は母と同じく大の買い物好きだった。はたして私は祖母の隔世遺伝かしら。

513137.jpg 買い物好きの母は幼い私をよく買い物に連れて行った。喜んで同行したものだが、だんだん子ども心にも苦痛になってきた。何しろ母の買い物は長い。選ぶ時間も歩く距離も。商店街を端から端まで、デパートなら上へ下へと1日中過ごす。帰宅したら私も母も足が棒になって疲労困憊。そんな日の絵日記をいくつも描いた記憶がある。

 母と娘の同行買い物風景は中学時代まで続いた。母は今も洋服の買い物が好き。回数はめっきり減ったが、体調のいい時には一緒に出かける。押し車で洋服の間を見て回る母はもうすぐ卒寿。

(60代・女性)
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2019年03月09日    ※イラストはイメージです

娘の誕生祝いでの食事会にて

 今年も雛祭りがやってくる。私が仕事から帰宅すると娘の雛人形が綺麗に飾ってあった。その隣に妻の雛人形が申し訳なさそうに置いてあった。もう50数年前の雛人形。大分年季が入ってきたが妻には愛着があるのだろう。娘の誕生日は3月2日。雛祭りの1日前に娘は生まれた。

458975.jpg 3月1日に娘が帰省して当日夜会社の寮に帰るので一日早い誕生祝いをした。息子は社会人となり初めて姉の誕生日。奮発してブランド品の財布を姉にプレゼントした。私は娘の為に手巻き寿司の材料を準備した。幼いころの娘は「じじ、いくらのお寿司が食べたいの」と私の父にいくら寿司をねだり、寿司屋で食べさせてもらっていた。その後病気で寝たきりになった親父だが、その時が親父には一番幸せな時間だっただろう。

 帰省すると私の両親の仏壇に線香をあげる娘。私の両親の葬儀で一番悲しんだのは娘だった。良い祖父母だったんだろうな。

 夕食は家で手巻き寿司で誕生祝いを兼ねた食事会が開催された、息子の提案で「お父さんの失敗体験」がテーマとなり家族から私の失敗エピソードが出るわ出るわ、間抜けな失敗ばかりで赤面したが皆は大爆笑。楽しいからまーいいか。笑いながら娘がいくらの寿司を食べる姿を見ると、娘の隣で親父も楽しそうに笑っている気がした。

(60代・男性)



posted by ファミリー・プロミス at 16:12 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みなさんご一緒に

 娘の家族が帰省した時の食事時が楽しい。四歳になったばかりの孫が席に着くと、娘が「さあ」と催促する。ところがいつもと違い爺婆が増えているので照れ臭いのか、よそ見するなどしてなかなか始めようとしない。

572382.png 様子を見て「ああ、お腹がすいた」と爺が言うとチラ見し、やがて気を取り直したように顔の前で両手を合わせたかと思うと「みなさんご一緒に、いただきます」とやると、一同「いただきます」と唱和し食事を始める。どうやら幼稚園でも当番制でやっているのを自宅でも取り入れているようだ。

 二日目もなかなか始まらないので爺が「みなさんご一緒に、ごちそうさま」と茶化すと、「爺、違うよ」と指摘して始める。終わると今度は「ごちそうさま」ということになるが、こちらはとてもスムーズにやるのが不思議に思える。

 「いただきます」には、三度の食事がきちんととれるということ、食べ物の命をいただくということ、育ててくれたお百姓さんに感謝するということ、が込められていると母から教えられたことなどが脳裏に浮かび懐かしい。三日目になると余裕が出てきたのか顔つきや言葉まで凛としてやり出した。そうこなくっちゃと思いつつ褒めると、当たり前という表情でいるのがなお頼もしく見える。

(60代・女性)

posted by ファミリー・プロミス at 15:56 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

819348.jpg 長年父と一緒に暮らしてきて、まともに顔を見ることもなく、二人っきりになると妙に気まずくて、窮屈な空気を感じるのが常だった。二人いるところに母が来るとホッとして3人で話が弾む・・そんなふうだった。

 仕事一筋だった父、一代で築いた会社。立派なことで、心から尊敬している。仕事ゆえに、幼い頃から家族での食事も会話も少なくて、私の心がいつのまにか父から離れていたのかもしれない。

 でも歳月は人の心と役割も変えていく。元気の固まりだった父が、病気のデパートみたいになってからは、心配で心配で目が離せなくなった。今はちょっとでも一緒にいたい。大好きなゴルフもお酒もない生活になってもう15年。食事も歩行も全て緩慢になった所作に、老いと病の残酷さを思う。大好きなカラオケも歌えない小さな声になってしまった。私を怒鳴った大きな声が懐かしい。

 父を助手席に乗せて、病院に送迎したり、用事で付き添う時間は幸せ。そして政治から芸能までいろんな話もする。ちっとも気まずくなんかない。じっと顔を見て話もする。長い確執の年月なんて、簡単に消えてしまった。これが家族、親子の不思議、偉大さだろうか。

 私達父子の時間を思いっきり心にとどめてしっかりとかみしめていたい。豊かな暮しと自由な時間をたくさんもらったお返しをする。病と精一杯闘っている父を大事に見守っていく私。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 15:50 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月09日    ※イラストはイメージです

神頼み

852811.jpg この所妻と娘は神社巡りが趣味となった。つい先日も妻と娘の休みが重なった事から、娘の運転で2時間半もかけて有名神社に行ってきた。娘は良縁、妻は金運を祈願してきたそうだ。つい最近買った御朱印帳がもうじき最終ページを迎える。これだけ神様にお願いしているのだからそろそろ後利益があってもいい頃だが。二人ともなかなかその兆候は見えない。

 でも信じる者は救われる。妻の金運はどうあれ、娘の良縁は私も願う。熱々カップルの弟にあれだけ煽られれば24歳でそんなにあせる必要のない娘もあせるよな。でも私が見ても優しい娘だからいつかはきっと運命の人と出会えるだろう。その時は私がちょっとやきもちを焼きそうだろうけど、ま〜しょうがない。

 私も今年は厄年なのでいつか厄除けにいかなければ。仕事も恋愛も絶好調な息子以外は我が家はみんな神頼み。神様今年も家内安全よろしくお願いいたします。

(60代・男性)
posted by ファミリー・プロミス at 10:30 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月08日    ※イラストはイメージです

そうだ、本物を

934462.jpg 「ガタンゴトン、ガタンゴトン」目を覚ますや居間にやってきて連結させた車両を動かしながら孫が声を添えている。線路は絨毯のへり沿い、動かす姿は横に寝そべりながらだ。「プシュー、ゴトンゴトン、プシュー。駅ー駅ー」長細い空箱を駅に見立てて置き、箱に沿って車両を停車させた上で「お早くご乗車ください。間もなく出発します」と声を上げる。

 「本物みたい」と婆が褒めてやると、爺も「男の子にとってはたまらない遊び。自分もやっていた覚えがある。だたし線路は畳のへりで、車両は木製だった」と言って記憶を呼び覚ます。やがて娘から「ご飯よ」と声をかけられるが、止めようとしない。とうとう車両を取り上げられ食卓まで連れて行かれる。

 食事の間に爺が段ボール箱を使って簡単な屋根付きの駅を作ってやると、食事を終えてきた孫は歓声を上げ、さっそく両側に車両を停車させて満面の笑みを浮かべている。孫の故郷には列車が走っていないせいもあるが、それにしてもこの夢中振りに驚く。しかも連ねた車両は銀色に青い横線の入ったJRのものだ。ようしそれならバスひとつで駅まで行けるし、本物を見せ、乗せてやろうと思った。

(60代・女性)

posted by ファミリー・プロミス at 10:29 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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