「ほっ!と一息家族」エピソード - ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2020年01月20日    ※イラストはイメージです

目下、日本語勉強中

1162377.jpg先日、本屋さんでふと目に留まった子供用ひらがなドリルを、我が家の双子に与えてみた。

5歳男児。幼稚園の同学年ではすらすらと読める子もいるらしい。

我が家はまだろくに読めないが、今からゆっくり始めるつもりだった。

新しい鉛筆と消しゴムも準備して、机に並べて「はい、どうぞ」と与えてみたら、二人は正反対の反応を示した。

弟は丁寧にお手本をなぞり、お手本を見よう見まねで「跳ね」や「払い」まで忠実に再現しようと何度も消しては書いて、を繰り返す。

兄はまずひらがなに興味がない。説得してやっとドリルに向かうが自分の書いた字こそ正しいと、直しには一切応じない。

二人の正反対の反応が面白く、そして書いた字からどんどん覚えていく吸収力に驚きつつ、今夜もひらがなドリルで楽しくお勉強の予定である。

(30代・女性)
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2020年01月18日    ※イラストはイメージです

妻の気配り

1141132.jpg 還暦過ぎ職種を変えた為、研修期間は通常勤務時間だったが、会社の実技試験に合格して使える人材として認定されると夜間勤務が徐々に増える様になった。入社して4か月。現在は貴重な夜間勤務要員として勤務終了時間23時が当たり前、早く終了しても21時半。

 その為通常勤務時代は自転車通勤をしていたが、この寒空の中、心臓に持病がある私を心配して妻が勤務先まで送り迎えをしてくれるようになった。シフトの都合で人員が足りない時など朝から夜間の長時間勤務時には、妻は朝早く昼、夜2食分の弁当を作り、毎日私の健康を案じてくれる。

 独立した子供達も夜遅くまで働く私に「頑張って、でも身体にはくれぐれも気をつけて」と励ましのラインをくれ近況を報告。この家族の気配りが私の働く原動力となっている。

 先月の勤務時間は200時間を超えた。現役時代もそれぐらいは働いていたが、机に座り指示命令をしていたので責任感から神経は疲れたが身体はさほど疲れなかった。現在は身体を使って働いているので家に帰宅後は疲れすぐに寝られる環境を作ってくれる妻の優しさが本当に身に沁みる。

(60代・男性)
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いい歯が出るように!

1168718.jpg 「近いうち孫が遊びに来るからうちに来てね」と声をかけておいた近所の子が母親と一緒に遊びに来た。一つ年上の子だったが「下の歯が抜けそうで」と話し始める。どれどれと見ると、前歯を一本ぐらつかせて見せてくれた。うちの孫の方はまだだったが、この際、子どもの頃の体験を話してみようと思った。

 おばさんの子どもの頃は、下の歯が抜けると屋根の上へ、上の歯が抜けると玄関の上がり框の床下へ放り投げ、その時「いい歯が出るように!」というおまじないの言葉を添える様言われていて、やってみて一回で見えなくなったら絶対に、二回目までならそれなりに良い歯があとから出てくると信じていた。女の子が屋根の上まで放り投げるのは大変だったが、たいていはころころと瓦を伝い雨樋に収まるのでとてもうれしかった、と伝えると、いい話を聞いた、今度やってみようね、と母親が促していた。

 三日後、再訪問があった。ちゃんとやって一回でできたと子供から誇らしげに報告があった。よかったね、と言うと嬉しそうな顔を見せる。孫にもそうしようね、と言うと「うん、そんときはぼくもやる」と返してきた。何だか私も嬉しくなって、抜けたらやってみようかという気になっていた。

(60代・女性)
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ミニチュア家具

 おもちゃ屋で売られている家具のミニチュアセットは可愛くてリアルで、人形ごっこやままごと遊びの時に並べて使ったものです。母が一つ二つと買ってきてくれたものですが、楽しんでいたのは案外母だったかもしれません。おもちゃに恵まれなかった母の時代を思えば、木製で本物そっくりで、カラフルで、しかも家にはなかったモダンな家具はおもちゃといえども夢のように心弾みました。

745384.jpg まだ卓袱台が幅をきかせていた時代に、欧米風のテーブルや椅子のセット。鏡台ではなく、ドレッサー等々。見ていて楽しいものでした。きっと母もそうだったのでしょう。徐々に増えて、箱に一杯詰まったミニチュアセットは、高校時代くらいまであったと思います。まるで母と共有のようなおもちゃでした。

 母は今も小さな可愛い雑貨が大すきです。

(60代・女性)
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2019年12月21日    ※イラストはイメージです

働き方改革…我が家の変化

415807.jpgフルタイムの看護師をしている私。

最近は働き方改革の名のもとに、前残業や残業をなくすために、業務量は減らせないのに「早く職場に来るな、早く帰れ」の風潮で仕事の質を落とさざるを得なくなっている。

必然的にカルテの記載や患者さんとゆっくり話す時間を削ることになり、思考をめぐらせたり暖かな交流の時間がないままに終業時間が来て、上司に追い立てられるようにして家に帰る。

時代の流れと言えばそれまでだけれど、何だか寂しい。

しかし家庭では、最近一つ嬉しいことが起こっている。

5歳の息子が、仕事終わりの私の肩を叩いてくれたり、夜勤後には「おつかれさま、お母ちゃん疲れてるからご飯づくり手伝うよ」と気遣ってくれるようになったことだ。

そういえば、働き方改革の前は、日勤で帰るとすでに子供たちは寝ていることもよくあった。いつの間にか優しい子に成長していることに気が付けたのも、残業削減で少しだけ家族との時間が増えたおかげであることは否めない。

職場には、数字だけの削減ではなく、仕事への満足感や達成感も得られる改革の実行をしていただけるよう、期待している。

(30代・女性)
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2019年12月14日    ※イラストはイメージです

我が家の住まいヒストリー

1016210.jpg 父が事業を始めることになり、社宅から引っ越したのは昭和30年代の半ば。引っ越す前に、両親は「いいものみせてあげる」と言って、一時間電車に乗って私を新しい家に連れて行ってくれた。

 二戸一建ての平屋で、背丈の半分くらいの小さな形ばかりの門が付いているのも子ども心にうれしかった。

 社宅の台所は土間だったから、玄関の横にある板の間の小さなリビングキッチンは新鮮だった。歓喜雀躍したのは、風呂場を見た時だ。銭湯が幅を効かしている時代に、小さくても家庭風呂の存在は夢のようだった。木の湯船で、洗い場はコンクリートに木製簀の子が置いてあった。

 素敵な家を見つけてきた両親。知らない間に二人で探していたのだ。早く引っ越したい気持ちで一杯になった。

 学校では「今度の家には風呂があるよ」とうれしくていいふらしたのを覚えている。友人も「へえ〜」と一緒に喜んでくれた。いい時代だった。

 幾度かの転居を経て、今はバリアフリーと手すりを付けた家になった。自分の住まいの歴史をたどっただけでも、あっというまに年月が流れた事を痛感する。

(60代・女性)
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孫と文通、スタート

1637156.jpg 忙しい身であっても寝るときには必ず絵本を読んでやっている、図書館にたびたび連れてゆき選ぶ本から興味の分野を見つけ出し力を注いだ、などの話を聞くたび、我が孫にもと思い、娘に情報を出してきた。が、成長の様子をタブレットに見せられているとジッとしていられなくなり、自分にもできることはないかと思案を重ねるようになった。

 結果、辿り着いたのが文通であった。小さな子どもに、しかも男の子に、と言うなかれ、またスマホなどのある便利な世の中に、などと重ねてくる家族の意見を聞き流し、とうとう第一通を出した。それも返事もらいたさに往復はがきでだった。家族の安否の確認から始まり、好きな食べ物、好きな本や花を問うほか、帰省を待っている気持ちが熱く伝わるよう練りに練った。

 十日後に返事が来た。拙いが読める字だった。文章にはなっておらず単語だけだったが、矢印で娘の註がついていたためにそれで通じるし、伝わってくるものがある。すぐに写真立てに飾った。さらに続けてゆけば文字にも文章にも磨きがかかるはず、と思い来月にはまた出すつもりでいる。

 何を書こうか、どんな返事になるのか、乙女の頃のように気を揉む。楽しみを見つけたと思っている。

(60代・女性)

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想い出の帽子

1489248.jpg 大掃除前に家の押入れを片付けているとおもちゃの箱があった。中を開けて見ると娘が幼かった頃の帽子や麦わら帽子が入っていた。その中に亡き父が娘を溺愛していた頃、デパートで娘に買い与えた高価な想い出の帽子もあった。

 私が幼少期贅沢を一切許さなかった父。「俺とは大分待遇が違うね」と父に厭味を言ったら「お前への償いだ」と申し訳なさそうに答えた父。当時の父の年代に近くなった私は父の言葉が理解できる様になった。

 この帽子は大切に保管しよう。娘に女の子が出来、当時の娘の年代になったら私から孫に被せてあげよう。その時は親父も天国で喜ぶだろうな。

(60代・男性)

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2019年12月07日    ※イラストはイメージです

面談の季節

1457893.jpg年末になると子供の通っている小学校や幼稚園から面談の案内が来る。

1人15分から20分の時間で面談を充実したものにするため、事前にアンケートがとられるのが通常だ。

私も今年を振り返って3人の子供それぞれの成長や不安要素、学校での生活の質問事項などを思いつくままに書いた。

いよいよ面談の日になり、先生と子供用の机といすで向かい合う。私の書いた事前アンケートを基にして面談を行い、気になっていた先生のプライベートなど聞く時間はなく、あっという間に時間は過ぎる。

一番下の我が子は身体は大きいが色々な面で成長が遅いと感じている。しかし先生のお話では、幼稚園では照れながらも挙手して自分の意見を言えることもあるとのこと。同級生の成長について行けず、劣等感から(と私は思っている)すぐに人を叩いてしまっていた1年前を思い返すと、ものすごい成長である。

子供とはいえ、それぞれに置かれた社会の中で、自分なりに頑張っていると知ることができた。

日々お忙しくされている先生方に、改めて感謝しつつ、これからも私は母として頑張らなければと気持ちを新たにした、有意義な面談であった。

(30代・女性)
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2019年11月09日    ※イラストはイメージです

今頃気づいた事

今年10月25日私たち夫婦は結婚27周年を迎えた。

想えば人生山あり谷あり、結婚前は毎年旅行に行くと約束しておきながら現役時代は多忙な仕事でその約束は守れず、仕事で完全燃焼しては疲れ果て帰宅後は家事は何一つ手伝わず、買い物も一緒に出掛ける事もなかった。妻にしてみれば不満だらけで落第な夫であった。

1444298.jpg昭和世代な私はまたそれが当たり前だと思っていた。そんな状況に不安を感じた娘が「お母さんはお父さんと出かけたら喜ぶと思うよ。言葉には出さないけど」と娘と二人だけの時言われた。私は妻に母親の様に甘えていた事を今更思い知った。

還暦を過ぎ子供たちが独立した家に2人。今は休日が合えば2人で出かける事が多くなった。妻の運転でドライブに行き些細な事でも笑い、家では会話も増えた。

そんな様子に娘からラインが来た。「この所ラブラブだね」と。娘が私に気づかせてくれたお蔭。老後も妻とお互いを敬い仲の良い夫婦で過ごして行こうと心に誓った。こんな鈍感な私を支えてくれるのは妻以外にはいないから。

(60代・男性)
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料理講習会

094168.jpg昭和三十年代始めのある日、母は割烹着を着込んで、近くで開かれた料理講習会に私を連れて行った。当時母は幼い私を抱えて共働きの身、多忙な毎日だったが、料理講習会に出かけるとは、母の人生を振り返っても、この日一回限りである。

覚えているのは鯨の酢の物。鯨肉とキュウリ、大根、人参をゴマと酢味噌で和えたあっさりした一品で、母と一緒に、多くの見知らぬ参加者と賑やかに試食した事を覚えている。鯨肉の、舌にザラザラした感触は子どもには珍奇で印象深かった。あのでっかい鯨を想像すると不思議で妙にうれしかった。

当時まだ途上国だった日本、食材も今ほど豊富ではない。大多数の日本人は贅沢を知らず質素に暮らしていた。若い母は、鯨という目新しい素材のレシピに引かれてか、子連れでも勇気を持って料理講習会に参加したのだ。鯨の酢の物は、その後家族の人気メニューとなり、父は酒の肴に好んだ。

時代は移り鯨肉を店頭で見ることはほとんどなくなった。あの料理は我が家では幻になってしまった。もう一度、あの鯨の酢のものを食べたい。料理してみたい。もし目の前に鯨の酢の物を出したら、母は遠い日を思い出してくれるに違いない。

(60代・女性)
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義父の思い出

897623.jpg古希が来るまで勤めていた義父。その後、同居の私たちの孫とよく遊んでくれたほか、母の菜園を手伝う日々が続いていた。

それでも何とか外に出る機会をうかがっていたのだろう、週末にテニスに出かける私たちのアッシーくんをやろうじゃないかと申し出てくれた。午前の部の練習場へ、昼食後はまた別の練習場へと、そのたびきちんと運んでくれた。

ところが慣れてくるほどに迎えの時間が早くなり、金網フェンス越しだが、練習風景をしきりに眺める様子が見られるようになった。そのうち動作を真似し出す。ストロークやサービス、それにスマッシュはもちろん、ちょっとしたステップまでも。日が経つうちに動きもスムーズになってゆく。真面目な機械職人の根を持つだけに念入りに見える。

お待ちどうさま、の声に顔つきが変わるのでそれと分かり、夫と共に上達ぶりを褒めてやるといかにも嬉しそうに相好をくずす。そのうちに天候を気にするようになり、練習中止とわかるといかにも残念という表情を見せるようになった。

有り難いが気の毒のようにも見えるので、そんな日は一日孫と遊んでもらい、母ともに夕食を振る舞った。それもこれも今は懐かしい思い出になった。

(60代・女性)
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2019年11月01日    ※イラストはイメージです

ふ、す、ま!

1531637.jpg夕食中、5歳の息子が突然言った。

「ふ、す、ま!」

一体何事かと思ったら、息子が指差す先に畳屋さんの広告があった。広告にはでっかい赤字で「たたみ、ふすま」と書いてある。

息子が文字を読んだのはこの時が初めて。自ら字に興味を持ち、読んだことに感激した。当人の誇らしそうな顔!

息子が文字にも数字にも疎いことに気がついて早数カ月、夕食後にトランプやかるたで楽しみながら文字に親しみを持たせようと奮闘した日々が報われた瞬間だった。

とは言え、「ふ」と「す」と「ま」の3文字は本人や家族の名前に使われている文字。目にする機会が多い字である。

まだまだ私と息子のひらがなの旅は始まったばかり。

興味さえ持ってくれればスポンジのように吸収出来る頭の柔らかさには目を見張るが、そもそも興味を引くのに毎回苦労する。

焦らず息子のペースで吸収出来るよう、母はサポートしようと思う。

(30代・女性)
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2019年10月12日    ※イラストはイメージです

父の足

1237877.png父の足クサは閉口モンでした。父が同席する夕食は私にとっても母にとっても苦痛の種。テーブル下から臭ってくる、あの臭いは、母の手作り料理の全てを台無しにする強烈さでした。

しかし、臭いを発散する当の本人の嗅覚にはいっこうに届かないらしく、「何が臭いねん、どこが臭うねん」と大きな足を自分の鼻先に抱え持ってきてクンクンしても平気な父でした。

でも私も母も、一生懸命仕事して疲れて帰ってきている父に、そうそう責めることはできません。いつも笑いを半分交えて、でも心中では困り果てて、大騒ぎの食卓を演じていました。

今思えばそんな夕食風景も懐かしい遠い思い出になりました。今や、父の足からは全く臭いが消失したのです。妙に寂しくなったのも否めません。

父の足でワアワア騒いでいた頃は、父も母も生活力にあふれ、生命力がみなぎっていました。心身ともに新陳代謝豊かな両親がいました。

父の足を時々撫でさすります。そして長い長い年月が経過したことをしみじみと思うのです。

(60代・女性)


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ありがとう。息子よ

234305.png61歳で未経験の仕事に再就職した私。今まで他人から仕事を干渉される事を何よりも嫌う私だったが、未経験の仕事。完全に1から10まで分からない。しかも私は仕事を覚えるまでが疎い。

最初の一か月間は先輩達から連日注意を受ける日々。私の性格を熟知している妻は落ち込んで帰宅する私を心配して「会社辞めてもいいよ」と言ってくれたが、注意を受けても以前の様に腹が立たない。

私も管理職時代やる気のない部下は注意をしても無駄と見限り、重要な仕事には配置せず、見込みある部下には些細な事でも叱責をしたが責任ある仕事を任せた。その事から注意をされる度「まだ言ってもらえるだけ有難い」と感じ、注意点の修正を続け基本的な仕事は任せて貰える様になった。

それは息子のお蔭でもある。私に似て気難しい性格の息子が上司から叱責されながらも会社の貴重な戦力として成長していく様を見て、私も負けられない気持ちとなっていた。息子と婚約者がデパートに私を誘い高級腕時計を誕生祝いとして贈ってくれた。腕時計を見る度に息子から激励されている様で、上司からの叱責にも耐える事が出来た。

今は自分でも不思議な程素直な気持ちで仕事を学ぶ事が出来る。息子が帰宅する度に「親父頑張れよ」「仕事に慣れてくる頃に事故が起きる。気を抜くなよ」とアドバイスされる。その言葉が私を初心に帰らせてくれる。ありがとう息子よ。

(60代・男性)
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何を入れるの、お棺に

1668339.pngお棺に高価な双眼鏡を入れたという親戚の葬儀に出た帰りの車の中での話である。

爺は何を入れるの、と孫が突然口を開いた。精進落としの際話題にのぼっていたのを耳に留めていたのかと思い、遮らずにいると、そうだねえと言って夫が乗り気になり始めた。が、黙ったままだったので、ラジオとかカメラとか夫が日頃手にしているものを孫が口にする。

同居しているわけでもないのによく見ていると思って聞いていると、ラケットでしょ、テニスが好きだから、と娘が口を挟む。すると、じゃあシャベルは、とまた孫。二日前に菜園の収穫を初体験し使ったばかりの用具だ。

そうだなあ、とまた夫が考え込むと、ねえ、何、と隣から夫の膝を揺する様にして孫が催促する。

するとおもむろに、免許証かな、と言う。はて夫は免許証を持っていたかな、早いうちに返上したと聞いていたので、免許証?と尋ねると、父の免許証だ、あれが確か残っているはずだ、と続ける。そして天国に持って行って父に渡して一緒にドライブするんだ、と言う。

そういえば二人は仲がよく父の運転でよく出かけていた。じゃあ免許証で決まり、と孫が口にする中、私にはちょっぴり焼ける思いがした。

(60代・女性)
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意外な才能

1606535.png我が家の5歳の息子、興味があるのは虫、乗り物全般、仮面ライダーに体を動かすこと。

興味がないのはお絵かきや数字、文字。

3歳年上の長女が5歳だった頃には、ひらがな全部一応読み書き出来ていた。でも現在息子は自分の名前を書くことはおろか、読むこともできない。

「男の子だし、元気ならいいか」なんて軽く考えていたけれど、幼稚園の参観日で他の子がすらすらと字を書き、日付を答えている場面に遭遇して少し焦り始めた。

色々考えて、数字に親しむのはトランプが最適なのでは?と仮説を立てた。

その日からババ抜き、神経衰弱が寝る前の日課になった。

なかなか数字もルールも覚えられない息子にとって、ババ抜きや神経衰弱の、同じ数字を合わせるだけの単純明快さがぴったりだったよう。

特に神経衰弱は、「透視能力があるの?」と疑いたくなるほど強い、強い。さして真剣でもないにも拘らず、大差をつけていつも1番になる。

聞けば数字を覚えているわけではなく、文字を絵のようにして覚えているよう。

息子の意外な才能に驚いた。こうやって数字に親しみ、ひいては覚えてくれたら嬉しいのだが。

(30代・女性)
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先祖の名前

お彼岸の9月、あるイベントに家族で参加しました。テーマが【ご先祖の皆様、ありがとうございます】というものでした。

受付で一枚の紙が配られ、なんだろう・・・?と思っていると講話の中で、「皆さん、おじいちゃん、おばあちゃんの名前書けますか?かけた人数分のお菓子を帰りにもらって下さい」と言われました。

子供たちはお菓子欲しさに、必死になっておじいちゃん、おばあちゃんの名前を考え、私たちに聞いてきました。

普段はじーちゃん、ばーちゃんとしか言いませんから、正式に名前を子供たちが聞き、書いている姿に、これは良いことだな〜と思いました。

先祖があって私たち夫婦、そして子供たちがいることを感謝することができました。

子供たちもお菓子をたくさんもらえてうれしそうでした。

(40代・男性)


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2019年09月14日    ※イラストはイメージです

夏の終わり

528669.jpg子供の夏休みが終わった。

今年の夏は、なんだか例年に比べて長かった。

そう思うのは、子供が学童保育に行きたがらず、毎日家にいたからだ。

子供同士でも、女の子は色々あるらしい。

元々仕事の無い日は学童保育を休ませて子供と遊んでいたが、今年は私が休みでなくてもどうしても行きたくないと言う。まだ小学2年生だから家にひとりと言うのは心配すぎる。

かといって学童保育は義務ではないから子供に無理強いしたくない。

私の仕事の日には実家にお願いしたり、友人と協力し合ってやりくりし、なんとか夏休みを乗り切った。

海に映画、キャンプ、プール、お買いもの。思いつく場所は大抵行った。その都度へとへとになるまで一緒に遊んだ。

娘や娘の友人の会話はいつの間にか大人びていて、聞いていると立派な女子だ。保護者と言うより友人気分で私まで若返った気分になる。

長い夏休みがとうとう終わって、やっと私の休める日が来た。

ゆっくり過ごす時間をあんなに熱望していたのに、いざ来ると、なんだかさみしい気がするのが、不思議である。

(30代・女性)
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キャリアを捨てゼロから

375916.jpg 前職から再就職をして2年8か月。私はまた新しい職につく事となった。仕事が熟練するにつれ効率が上がり入社時は1日かかった仕事量が半日で終わってしまい、一日のノルマの終わった私は帰る訳にもいかず、些細な仕事を自分で見つけ1日を過ごす。前職の様に仕事の流れを自分で決められる立場でもなく、仕事が熟練するにつれ、一日の自分のノルマが早く終わってしまう悪循環。

 自分の性格上仕事量と時間を調整する事も出来ず、経験者で年長の私に上司からは仕事の指示もなく仕事のモチベーションは下がる一方。将来を期待され生き生きと仕事の話をする子供達を見ると羨ましかった。

 61歳にもなり、熟練した現在の仕事を年金が貰えるまで続けた方が賢明な生き方かもしれないが、キャリアを捨てゼロから新たな仕事に挑戦するのも子供たちの様に充実した毎日が送れると思い新たな職場に試験、面接を受け内定を貰い、会社に一身上の都合で退職届を出し慰留されたが私の後任が決まるまで働く事で円満退社をする事が出来た。

 新たな会社で研修を受ける。覚える事が沢山で不安と期待が入り混じっているが、新人として又仕事に対してモチベーションが上がってきた。家族からは「がんばれ」と励まされ、これから第三の人生頑張ります。

(60代・男性)
posted by ファミリー・プロミス at 10:51 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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