来た!孫からの便り - ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

2021年03月01日    ※イラストはイメージです

来た!孫からの便り

2138372.png友人の話だと、夫婦二人暮らしだとお互いの誕生日も次第に格別なことをしなくなるのが通常のようだ。そういえば我が家でも心当たりがなくもないと言ったところだ。

が、今年は違った。夫の誕生日が近くなると、なんとなくざわつく気配が漂ってきた。そして間もなく義父の亡くなった歳に到達するので、一歳でも長生きするようにとの配慮がからんでいるせいと気が付いた。

二日前になると六歳の孫がお便りを出したという情報が入った。孫と文通をしようとの夫からの便りも一回だけの往復で終わっていたのだ。

当日ポストを覗くと入っていた。「ぼくは6さいですが、じじはなんさいになりましたか」とあり、鬼滅の刃の絵も添えられていた。最初の時より字が小さくなり、軸の揺らぎも減っている。成長してるな、と夫はつぶやきながらすぐに返事を書き始め、自分の歳と今度帰省の時に抜いてもらう大根の成長を伝えるなど興味を誘っていた。

全部平仮名で、孫に読ませようの目論見が透けてみえるが、それにしても素早いなと思っていると、孫から電話が来た。受話器から漏れてくる
のは「じじおめでとう」の大きな声。ありがとうの後、夫はどうやらおたよりの内容をなぞり、あさって届くよと結んでいた。

ほのぼの誕生日になった。

(60代・女性)

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