父 - ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2019年03月09日    ※イラストはイメージです

819348.jpg 長年父と一緒に暮らしてきて、まともに顔を見ることもなく、二人っきりになると妙に気まずくて、窮屈な空気を感じるのが常だった。二人いるところに母が来るとホッとして3人で話が弾む・・そんなふうだった。

 仕事一筋だった父、一代で築いた会社。立派なことで、心から尊敬している。仕事ゆえに、幼い頃から家族での食事も会話も少なくて、私の心がいつのまにか父から離れていたのかもしれない。

 でも歳月は人の心と役割も変えていく。元気の固まりだった父が、病気のデパートみたいになってからは、心配で心配で目が離せなくなった。今はちょっとでも一緒にいたい。大好きなゴルフもお酒もない生活になってもう15年。食事も歩行も全て緩慢になった所作に、老いと病の残酷さを思う。大好きなカラオケも歌えない小さな声になってしまった。私を怒鳴った大きな声が懐かしい。

 父を助手席に乗せて、病院に送迎したり、用事で付き添う時間は幸せ。そして政治から芸能までいろんな話もする。ちっとも気まずくなんかない。じっと顔を見て話もする。長い確執の年月なんて、簡単に消えてしまった。これが家族、親子の不思議、偉大さだろうか。

 私達父子の時間を思いっきり心にとどめてしっかりとかみしめていたい。豊かな暮しと自由な時間をたくさんもらったお返しをする。病と精一杯闘っている父を大事に見守っていく私。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 15:50 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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