そうだ、本物を - ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2019年02月08日    ※イラストはイメージです

そうだ、本物を

934462.jpg 「ガタンゴトン、ガタンゴトン」目を覚ますや居間にやってきて連結させた車両を動かしながら孫が声を添えている。線路は絨毯のへり沿い、動かす姿は横に寝そべりながらだ。「プシュー、ゴトンゴトン、プシュー。駅ー駅ー」長細い空箱を駅に見立てて置き、箱に沿って車両を停車させた上で「お早くご乗車ください。間もなく出発します」と声を上げる。

 「本物みたい」と婆が褒めてやると、爺も「男の子にとってはたまらない遊び。自分もやっていた覚えがある。だたし線路は畳のへりで、車両は木製だった」と言って記憶を呼び覚ます。やがて娘から「ご飯よ」と声をかけられるが、止めようとしない。とうとう車両を取り上げられ食卓まで連れて行かれる。

 食事の間に爺が段ボール箱を使って簡単な屋根付きの駅を作ってやると、食事を終えてきた孫は歓声を上げ、さっそく両側に車両を停車させて満面の笑みを浮かべている。孫の故郷には列車が走っていないせいもあるが、それにしてもこの夢中振りに驚く。しかも連ねた車両は銀色に青い横線の入ったJRのものだ。ようしそれならバスひとつで駅まで行けるし、本物を見せ、乗せてやろうと思った。

(60代・女性)

posted by ファミリー・プロミス at 10:29 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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