秘密基地 - ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2018年09月19日    ※イラストはイメージです

秘密基地

1136855.jpg子供の頃男の子たちは木の上や藪の中に小さな小屋をつくって遊んでいた。木の枝や竹で編んだものでそれなりの労作で秘密基地と称していた。訪問者が基地に入れてもらうには若干のおやつの提供が必要で、すぐに仲良く分け合っていた。今の子供達はどうしているだろうと見ると公園の樹木の木登りはしているようだが小屋まで作ることはしない。

夏休みに入って帰省した孫たちが二日目になると秘密基地と言って家の中ではしゃいでいた。懐かしい言葉にそれとなく様子をうかがっているとどうやら寝室の爺のベッドの上が基地のようだ。枕を投げ合い、タオルケットにくるまり、ベッドへの上がり降りを盛んにしながらキャッキャと騒いでいる。汗かきな上、洗濯にあまり出してくることもないので臭いのにと思っていると、時折り枕に顔をつけ鼻をクンクンさせている。そうか、臭いだ。滅多に嗅げない汗と身体の臭いのこもったベッドが秘密基地の由来だったのだ。

帰宅した爺に話すと、俺の汗臭ベッドも大貢献だなと言い却ってご満悦の表情を見せた。あらあら男ってものはと思いつつ、孫たちのはしゃぎ振りについ頬が緩んでしまうのであった。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 18:06 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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