長寿ベッド - ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2018年01月11日    ※イラストはイメージです

長寿ベッド

 今のベッドで寝るようになって、40年以上。というと、レトロでキ〜キ〜きしむオンボロベッドが想像されるかもしれないが、今でも見劣りしない素敵なベッドだ。重厚なマット2枚重ねで、淡いピンクの花模様が刺繍されている。頭部分はクリーム色の柔らかい革素材で立ち上がり、私の頭を支えてくれる。セミダブルで、一人で寝るには勿体ない程ゆったりしている。当時の父のベッド、母のベッドと比べても格段にいいものだ。

161160.jpg 私は小学五年からベッドで寝ていて、このベッドは3台目。子どもの時はただ寝てるだけでよかったベッドも、大人になると寝心地を追求したくなる。そんな私の訴えを聞いて、社会人1年生となった誕生日に、両親はこのベッドをプレゼントしてくれたのだ。

 何度か引っ越しをしたが、そのたび、このでっかいベッドとマットを連れてきた。多分に引っ越し屋泣かせで、大きくて重いベッドは、大変な時間がかかった。

 古くなったものは惜しげなく捨てる私だが、このベッドだけは手放せない。今でも古さを感じさせないから不思議だ。 とはいえ、役目を果たし過ぎて、マットの角がすり減って、色も褪せてきた。でも弾力はへたっていない。

 このベッドをプレゼントしてくれた両親は足して178歳。働き盛りの両親が奮発してプレゼントしてくれたベッド。両親同様、長生きしてくれている。「よく持ってるね〜」と両親は、わが家に来ると決まってこのベッドを懐かしそうな目で、生きもののようになでさする。

 両親の脳裏にはその時、帰宅した私をサブライズさせたあの日の歓声が去来しているだろうか。大きなベッドに欣喜雀躍した私の23歳の誕生日。若い両親の温かい
笑顔。今もこのベッドで寝られる幸せを思う。大切な両親からの贈り物。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 10:34 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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