ありがとう、ニャンコ - ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2018年01月10日    ※イラストはイメージです

ありがとう、ニャンコ

 二世帯暮らしで自炊していた義母が八十半ばを過ぎると判断や立ち居振る舞いにキレがなくなってきた。六人もの子を育て、畑までこなしてきた面影も薄くなった。本人の希望に沿い出来るだけ長く自立した暮らしを目標に見守ってきた。夫や娘と思案の日々にくれるようになった。

158070.jpg ある日「そうだ」と夫が膝を打った。「猫を飼おう」と続ける。一匹いるのにと思った。「世話焼きを思い出してもらおう」ということで義母専用の飼い猫にすることとした。昔から猫飼いは絶やしたことがないということで、義母も二つ返事で受け入れた。水、食事、トイレ等の世話やきを見守った。猫もなついてそばを離れず起居を共にし出す。

 ひと安心していると、間もなく義母の動きが戻ってきた。かかりつけ医に話をするとそういう例がないわけではない、と言われる。少しでも長く良い状態が続けばと願い、猫の食事の確保にも力が入る。ベランダから菜園を見つめ、夫の作業に助言も出るようになると、とりあえず復活とひと安心する。

 早朝見守りに行くと布団の真ん中で寝る猫をよけるようにして義母が寝ていた。微笑ましい光景に「ありがとう、ニャンコ」と心の中で手を合わせた。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 16:49 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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