幸せの黄色いオムライス - ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2015年05月12日    ※イラストはイメージです

幸せの黄色いオムライス

family_D_2014.jpg 昭和30年代始め、日本の家庭にスプーンやフォークが登場してきた時代。フォークやナイフが卓袱台に出ているとウキウキした。

124826.jpg 今日は洋食だ!カレーと並んで母が好んで作ってくれたのがズングリムックリの大きなオムライス。卵の上にトッピングされた多くはないケチャップを、スプーンの背中でまんべんなく黄色い背中に塗り付けていく時は、落書きするみたいで楽しかった。

 卵は御飯を贅沢に覆っていたし、卵の厚さも均一でやぶれることはなく、赤い御飯から顔を出すグリンピースも満遍なく混ざっていて、母のオムライスは味も形も絶品だった。

 卓袱台を囲んだ遠い幼い日。頭上からラジオが響いていた。父は起業を計画しており、毎晩帰宅が遅く、夕飯はいつも母と二人だった。日本はまだ発展途上。家では手作りの食が当たり前で、手間と心がこもった料理があった。母は共働きだったが、手を抜くことなく三食欠かさなかった。そして卓袱台では心通う会話があった。

 母は今86歳。今も料理はたまにするが、オムライスが母のレシピから消えて久しい。母が作った幸せの黄色いオムライスは、私の記憶の中でおいしい味と鮮烈な黄色を放って脳裏に焼きついている。
(60代女性)
posted by ファミリー・プロミス at 17:45 | 「国際家族デー2015」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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