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それが収まると、次には想像もできなかった退屈感・倦怠感と闘うことになりました。意欲が何一つ湧かず、今日一日を一体どうやって過ごそうかと毎朝恐怖を感じたほどです。
その時救いになったのは、傍にいてくれた父でした。働きもせず、家事もせず、午後になって起きてきて、ダラダラと毎日を過ごす。ただただ自堕落な生活に見えたでしょうに、なじることもなく、焦らせることもなく、私を信じてひたすら待ってくれました。
2人が好きな映画、ロード・オブ・ザ・リングを、「リング見よう、リング見よう」と誘ってくれたこともありました。3時間の長編映画。それをただ黙って一緒に見る。この温かい時間が、私にとってどれだけ救いになったか分かりません。
うつ病が寛解した今、天国の父に心から感謝しています。
(30代・女性)
タグ:ファミリープロミス
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