当国民運動は皆様のご家族の心温まるエピソードを募集しています。キャンペーン以外の時も募集していますので、是非、ふるってご投稿ください。
⇒エピソード投稿フォーム

何の音なのかそっと覗いてみると4歳になる3男がお皿洗いをしていました。足元は水浸し、服の袖はボトボト。
「お皿洗いといいながら水遊びでもしているのだろう、妻が来たら怒られるぞ」と思いながら少し注意をしようと思って「何してるのかな?」と聞いてみると、「ママいつも忙しくしているやろ〜。だからな、ちょっとでもお手伝いしようと思ってるねん。パパ見て〜きれいになったやろ?」と自分が洗ったお皿を見せてきました。
注意をしようとしていた自分を反省して「すごいなあ。きれいになったなあ」と言うと嬉しそうな顔をして更にもう一枚洗おうとしたので、これ以上やってお皿が割れたらだめだと思い、「ありがとう。後はパパがするからな」と言うと「だめ、全部自分がするから」と言ってやめようとしません。
子供の純粋に親を思う心と躾をしようとする親の良識の攻防の中、次の一言を聞いてこれは私の負けだと思いました。
「全部洗ってなあ、ママをびっくりさせたるねん」
前の日は妻の誕生日。3男からのサプライズなお誕生日プレゼントに夫婦共々思わず胸が温かくなりました。妻の目にはきらりと光るものが輝いていました。
(30代・男性)
タグ:ファミリープロミス
【「ほっ!と一息家族」エピソードの最新記事】