ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2019年06月08日    ※イラストはイメージです

親孝行な娘

 妻不在の時間、娘から相談があった。「母の日にお母さんを旅行に連れて行きたいけど、どこが良いと思う?」。そこで私は妻と初めて宿泊した温泉を提案した。伊豆にあり海と露天風呂が融合した想い出の温泉。子供が生まれてから一度も行っていないのでお母さんも喜ぶと思う。その提案を娘は受け入れ早速旅行会社に行き予約を入れてきた。
 「お母さんには内緒でね」と娘が言う。「本当に親孝行な娘だね」と私が感心すると「私も行きたいから」と娘は照れた。旅行当日は妻に行き先を知らせないサプライズ旅行。妻はどこに行けるのか楽しそうだった。辿りついた場所は私と初めて宿泊した温泉。娘が招待してくれた事に妻は感無量だった。
 仕事が定年となったら私も行きたい。若き頃の想い出に浸りながらゆっくり温泉を妻と楽しみたい。
posted by ファミリー・プロミス at 13:07 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

助かる、もらい上手な方

 「周りがもらい下手な人ばかりで困る」と娘が電話で嘆いていた。「好みがあるから」と応じても、「そうは言っても」と諦めきれない様子。子が生まれた家への服のお裾分けの話だった。それから数か月後猛暑が続く中、出かけられないから家でやることを見つけないと、という話題の中で、トマトなど種から苗を育て移植しながら手間かけてやっている話をすると「それいいかも」ということになった。
 小さな菜園なので苗が余っていると話すと口を合わせたように頂戴と言う。実は処理に困っていたので手を上げた三人に早速あげると口コミで数人から要望があったので応じた。どの家もプランターでするので数本ずつだったが大分片付いてホッとしたとき、もらい上手な人たちに囲まれていてよかったと思った。
 小さな苗とはいえ生き物、それが余ったからといって簡単に捨てられないのが昭和に育った私たち。ちょっぴり人助けをしたような気持ちにもなり、ようしこの次もという気が湧いて励みにもなっている。そうか、もらい上手ってこうして人を幸せにするものなのか、と思い、この間のこと確かに、と娘に電話し肯き合った。
posted by ファミリー・プロミス at 13:05 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

栗饅頭

 洋・和菓子とも多様になった今、栗饅頭はちょっと地味な存在かも。楕円形ながら栗そっくりの色と光沢の栗饅頭を見ると、遠い日が蘇る。             
 当時母には独身のSさんという親友がいて、月に1回は訪ねてきた。小学校から帰宅して玄関に素敵なハイヒールが並んでいたら、「あ、栗饅頭が来てる」と思ったものだ。
 案の定、キッチンには栗饅頭の箱が置いてある。私の気配を察知して、母よりも早くSさんが呼ぶ。「お帰り。お邪魔してますよ。栗饅頭一緒に食べましょう」。母が顔を出し、栗饅頭を客室に運ぶ。そして3人一緒に栗饅頭を頬張る。
 Sさんの手土産が栗饅頭以外に変わることは、一度もなかった。
 母とSさんの家を訪ねたことがあった。Sさんが帰宅するまで彼女の母親が応対してくれたが、その時「あの子はいつも栗饅頭をお持ちするでしょう。本当にすきなんですよ。どこに行くにも栗饅頭で、たまには変えなさいと言うんですが」と言うので、私はおかしかった。
 Sさんはいまも栗饅頭を元気に頬張っているかしら。栗饅頭を見るたび若い母やSさんが思い出されてくる。
posted by ファミリー・プロミス at 13:01 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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