ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2018年11月30日    ※イラストはイメージです

見えないことと見ないこと

623582.png先日の人間ドックで両目の視力を計ってもらったら、0.1以下と言われた。メガネを外すと、本当に見えないなあとは思っていたが、ここまでとは。

そこで、視力回復を目指して、『視力がどんどん良くなる』本を購入したり、遠くの緑を見るようにしている。遠くの緑を見るようになって、メガネを外して生活する時間が増えてきた。子供の幼稚園の送り迎えは運動を兼ねて徒歩で行く。その時もメガネを外し、なるべく遠くを見ている。

今では仕事と運転の時以外はメガネを外して生活している。視力が良くなってきたかと言えば、残念ながら全く実感はない。しかし、嬉しい副産物があると気が付いた。

あまり細かいものを見ないということは、部屋の隅にたまったほこりや、他人の目を気にしすぎなくてよい。なんとなく向こうが頭を下げているようなら、それに合わせて頭を下げるし、通り過ぎる人の反応を気にせず、誰かれなく挨拶することができる。

視覚の情報が少ないと、自分の殻に閉じこもって、心置きなく妄想にふけられる。つけっぱなしのテレビも、メガネを掛けてでも見たい情報は、ほとんどないことに気が付いた。

と言うわけで、メガネを外す生活が定着してきた。長年かけてきたメガネがないと、友人は最初驚くが、「若く見えるよ!」と概ね好評だ。これで少しでも視力が回復してくれれば、万歳である。

(30代・女性)
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2018年11月07日    ※イラストはイメージです

30年ぶりのラブレター

10月25日は結婚記念日。以前は仕事から帰宅し子供たちから突然「おめでとう」と祝福されても、私は結婚記念日だった事も忘れ「給料日ってそんなにめでたい日?」と言ってしまい妻や子供たちに呆れられた恥ずかしい過去もある私であったが、今年は事前に息子にプレゼンを頼んでおいた。

息子から娘に「お父さんのプレゼントでお母さんが喜ぶものは何?」と相談を受けた娘が「お父さんもやっと成長したね」と感心されつつ妻に喜ばれるプレゼントを用意した。

publicdomainq-0012589tsi.jpg結婚記念日当日、明日仕事が休みで夕食時帰省した娘が「結婚記念日おめでとう」と書いてあるケーキを持参して祝ってくれた。妻は「ありがとう。でもお父さんは絶対忘れてるよね」と私の方を見た時、満を持してそのプレゼントを渡した。

今回のプレゼントにはいつもと違い私の妻への感謝を込めた手紙もいれておいた。だが記念日が過ぎ何日経っても妻から手紙の事は何にもふれてこない。「おかしいな。読んでいないのかな?」と思い妻の寝室に行くと義母の遺影のそばに大事そうに私の手紙がしまってあった。

今まで恥ずかしくて言えなかった言葉を妻が受け止めてくれていた事がうれしかった。夫婦って他人同士なのに何でこんなに絆で結ばれているのだろう?今まで当たり前だと思っていた事が本当はすごく有難い事だったと、この年齢になってやっとわかった気がした。

(60代・男性)
posted by ファミリー・プロミス at 13:49 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月06日    ※イラストはイメージです

引っ越し

387371.png引っ越しを宿替えと言ってた時代、私は小学生。引っ越しが決まれば、全て手作業、自前で準備。知り合いにトラックの手配、手伝ってくれる友人知人の手配。母が連日、ありったけの新聞紙で割れ物をくるみ、布団袋に布団を詰める。母の段取りは抜群で最後の最後まで、何一つ不便、不自由することなく、それでいて荷物はきれいに片付いていった。

ところが、引っ越し日が近づくに連れて、台風接近という想定外の不安が押し寄せてきた。母は毎日ラジオを聞きながら台風情報に合わせて荷造りを進めていた。逸れてほしい、との願いも空しく、台風は予定日を直撃し引っ越しは延期。嵐の中で何を食べ、何をして過ごしたのか記憶にないが、部屋の異様な雰囲気が思い出される。

停電の中でろうそくを灯していた事、父はいつも帰りが遅くて一緒に過ごす機会など滅多にないが、台風と引っ越しのお蔭で、ほぼ1日中家族一緒にいたうれしさ。暴風の不安の中で、幼心に家族の絆みたいなものをうっすらと感じていたような。殺風景な室内で妙に充実感があった。

翌日、父の友人が手伝いに来てくれた。いつもと違う時間の経過に、引っ越しというイベントにとても心が弾んだものだ。

トラックの荷台に私は家具や荷物と一緒に乗り込んだ。トラックを吹き抜ける風の爽やかな事! 一段落すると、忙中閑をぬって、母が手際よく、引っ越し先の煩雑な中、おいしいそばを作ってくれた。父の友人もおいしそうに食べていた。

引っ越し業者も、コンビニも、スーパーもなく、ただ自分達でするのが当たり前の時代。そんな時代をてきぱきと切り抜け、やりくりしてきた両親に、今更ながら敬服する。

その後幾度かの引っ越しを経験したが、何と便利なことか。時折去来するのはあの、台風一過の引っ越しにはしゃいだ幼い幸せ。友人知人が総出で手伝ってくれた暖かい引っ越し。昭和の古き良き時代の引っ越しを体験していることを、うれしく思う。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 13:39 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月05日    ※イラストはイメージです

そうだ、トレーニング

494604.jpgタブレットを使いこなせるようになると孫の動画の到着がより楽しみになった。今日はないかしらと帰宅するとすぐに操作する。あると夫を呼んで二人で見入る。

その日は園児の運動会だった。数人が並んでスタートに立つ。そしてよーいドン。十メートルも走るとトップに立った。あの子早いわ、の声も入る。息を飲んで見つめていると、二番手をかなり引き離し、最後は両腕をかき回すようにして笑顔でテープを切ったが、その光景になぜかホッとした。脇目も振らず駆け抜ける子でなくてよかったと。楽しんでいる様子が伝わってくる。

が、すぐに待てよ、という思いもした。今競争したら爺婆は負けるのではないかと。以前走り比べをしたときはほんのちょっとの勝利だった。その時も笑みを見せていた。

そうだ、次に会うまでにトレーニングをしなければと思う。連れ立って散歩しながらの急発走にも対応しなければならない。動画を見る限りもはや勝てる気がしない、と夫は言い出している。娘からは年が明けたら帰省すると連絡があった。年甲斐もなくちょっと焦っている。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 13:21 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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