ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

メルマガ登録募集中!   メルマガ登録はこちらから

「家族の絆」メッセージや全国の活動の様子などをメールマガジンにて配信しています。
是非、お気軽にご登録ください。(個人情報はメルマガの配信のみに使用いたします)

2018年10月22日    ※イラストはイメージです

初めての壁

小学1年生の長女が現在初めて人間関係の壁にぶち当たっている。

同じクラスの女の子2人に意地悪言われたり、時には娘の物に傷つけたり軽くつねられたりしているようだ。

2か月前に「学校に行きたくない。○○ちゃんと××ちゃんに意地悪されるから」と娘が言って、初めてその事実を知った。

初めはまだ始まったばかりの小学校生活で向こうの子も慣れないところがあったり、娘の言い分だけ聞くのは良くないと静観していた。しかし、他の子や他の子のお母さんからも同じようなことを聞くと、心配になってくる。

こんな時、どうしたらいいか、私にとっても初めてで、おろおろしてしまう。とりあえず、今度の授業参観の後で、担任の先生に娘の言っている事実を伝えるつもりでいる。

school_sansyamendan-768x768.png私も同じく女子として生きてきた過去があり、女子の人間関係は、本当にしんどかった。下手に親が出ていくとややこしくなることも経験上分かる。

幸い、娘には何でも言い合えて、家族ぐるみで付き合っている同級生がいる。

その子の存在がどれだけ娘にも、私にも支えになっていることか。親になってみて初めて分かる、子供の人間関係への介入の難しさだ。

これからも女子の世界の荒波を生きる娘に、絶対的な味方として母の私は支えていくつもりである。

(30代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 16:33 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月13日    ※イラストはイメージです

歳月とともに

 父は仕事人間だった。日本が高度成長に向かいつつある時代、建築会社の経理を担当していたが、いつも母と二人だけの夕食で、父の帰宅は遅かった。会わない日が続くこともあった。後でわかることだが、この頃父は独立を目指して奮闘していたのだった。

 父子でありながら、面と向かうと妙に他人行儀な雰囲気があり、私は父に精神的な距離を感じたまま大人になった。一緒に遊んでもらった記憶はないに等しい。

 大学を卒業して車の免許を取った時、父は試運転に同行してくれた。娘には無関心な父だと思っていたから、父からの誘いには驚いた。

 運転中、何かの拍子でハンドル裁きがおぼつかなくなって、咄嗟に父の手がハンドルに伸び、私の手に触れた時はドキッとした。瞬時だったが、私は生身の父の感触を初めて知ったようだった。

1219966.png それから月日が流れ、結婚式では初めて父の腕を取って歩いた。私の友人にいつも父親と腕を組む仲良し父子がいて、その様子に驚きと、羨望を抱いていた私が、初めて父との腕組みが実現した日でもあった。

 あれから30年。この間に幾度か入院した父を病院で世話しながら、体を拭いたり、手を握ったり、体を支えたり、そして今は介護する日々。子どもの時は遠い存在だったが、老いた父は今全面的に私を頼っている。

 歳月は親子の役割を変えていく。親を頼れるうれしさと安心から、今は頼られるうれしさと責任を重く感じている。

(60代・女性)

posted by ファミリー・プロミス at 11:59 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

還暦祝い

1033374.png 私の還暦祝いに娘が妻と私を箱根まで旅行に招待してくれた。ロープウエイが落雷の為、運航中止になりそうになったり、旅館がある強羅まで近道と小さく書いてある山道を登ると、高齢者ではとても登れそうにない険しい山道だったりとハプニングの連続だったが、家にいるとツンデレな妻が、私の事を細目に気遣ってくれた事が嬉しく、天気は悪天候だったが、私の気持ちは日本晴れ。

 ようやく旅館につくと赤いちゃんちゃんこと帽子が用意してあった。気持ちが若いせいか還暦になっても着るつもりはなかったが、なぜか自分から着て妻と娘と記念写真を撮った。私は恰幅が良いせいか赤いちゃんちゃんこと帽子をかぶると恵比寿様そのもの。その姿を見て妻と娘も「ご利益」「ご利益」と私の頭を撫で笑っていた。

 大浴場に行くときに「ゴキブリが出た」と娘が大騒ぎ。冷静でしっかり者の娘があれだけ取り乱す姿も久々に見られ私の還暦祝いは想い出深き記念日となった。今回の旅行には仕事が多忙の為不参加だった息子だが、ファッションセンスがない私のために旅行用の服を一式プレゼントしてくれた。良い家族に恵まれた私は本当に幸せ者だ。

(60代・男性)

posted by ファミリー・プロミス at 11:50 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蝉になむなむ

229528.jpg 孫を連れて恒例のお彼岸の墓参り。慣れぬ手つきで柄杓で水を汲み、濡れ雑巾で石拭きなどを手伝ってくれた。花を供え線香をあげたあと親を真似手を合わせて終了する。

 細い石段を降りながらの帰り道、お寺の猫が盛んにパンチを繰り出しているに目をつけ孫が近づいてゆく。仰向けになっていた蝉にジャレていたのだ。しばらく眺めていたが、可哀想という顔付きをするので猫を払い蝉を取り上げると傍にきた。恐る恐るの様子でつまむが、表情は変わらない。「なら、いい子いい子してあげたら」と言ってやると背中を撫でた。でも表情が変わらないので、「なら、土に返してやったら。大きいじじばばと同じように」と言うと、娘がすかさず「土に埋めてやるってことよ」と補足してくれた。

 すると、石段の脇の土の部分を石でほじくりだした。小さな穴ができるとそこに蝉を埋め、土をかぶせた。枯れた枝を折って土に刺してやるとしゃがんで手を合わせる仕草を始めた。そして振り返り催促する。揃って手を合わせてやると満足気な顔つきで「ない、ない」と言い埋めた土の上をポンポンしている。片付けるのを「ない、ない」と表現するようになっていたが、「なむ、なむ」に聞こえたような気もした。気持ち優しく育っていると嬉しくなった。

(60代・女性)

posted by ファミリー・プロミス at 11:32 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Copyright © ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます
Designed by カエテンクロスSEOテンプレート