ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2018年05月30日    ※イラストはイメージです

歩く季節

1011101.jpg最近、3歳の双子と歩いて幼稚園に通園している。

普段は車ばかりの田舎の町。暑い夏や寒い冬はとてもじゃないが子供たちは歩かない。

やっと来た朝の光が優しい春。風も涼しく気持ちがいい。

「今日も歩いていくよー!」と私が言うと、張り切って準備する二人。

じゃれあいながら玄関を出て、庭を横切ったところで兄、しゃがみこむ。

「抱っこ」

「えっもう?」

あきれるが、ここで機嫌を悪くすると幼稚園までモチベーションが続かない。

仕方なく抱っこ、少し進むと「やっぱ歩く」

兄は、歩くのが嫌いらしい。

それに比べて弟は、後ろもふりかえらずずんずん進む。進みすぎて、兄を抱っこしながら髪をふりみだし、ダッシュで追いつく。

道の途中、牛舎で繋がれた牛さんにあいさつ。

以前、祖父のお見舞いに行った病院に向かって「おじいちゃーん!」と叫ぶ。

稲の発育状況を見る。

ルーチンワークをこなしていると、やっと幼稚園に到着。大体50分前後かかる。

大変に、疲れる。

でも、こうやって歩けるのも小学校にあがるまで。それに、春と、秋の晴れた日限定。

子供たちと歩ける幸せを感じながら、ぶらぶらと一人で歩いて帰ったら、わずか8分しかかからなかった。

(30代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 22:08 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

母とブテイック

 テレビもない時代、夕食後にすることは何もなかった。

 ただ一つ、毛糸の巻取りを手伝った思い出は鮮明だ。両方の手首に毛糸を掛けられ、母が黙々と毛糸を巻き取っていく。手首からするすると毛糸が抜けていく。幼い私は、けっこう上手に腕を動かして母の巻取りが楽になるよう頑張っていた。時々毛糸が絡み、母がいざり寄ってきて毛糸をほぐす。静かな夜の点景。手がだるくなるくらい、長時間の時もあったが、私はこの手伝いがきらいではなかった。

648335.jpg 母は手先が器用だ。編み物も裁縫もこなした。遠足のブラウスやスカート、セーターやカーディガン・・人様が感心するほどうまく、私は鼻高々だった。私の人形の服まで、可愛いデザインで何着も縫ってくれた。

 時代とともに既製服が増え、母がミシンを使ったのは私が中学生だった時、ピアノの発表会のドレスを縫ってくれたのが最後だろう。そのミシンもいつの間にか消えた。

 編み物も肩が凝るから、という理由で遠ざかり、編み針や毛糸が詰まった大きな箱は、編み物が好きな私の友人に差し上げてしまった。

 89歳になった母だが、ブテイックを巡るのが大好き。行けば店員に専門的な質問もする。裁縫の知識、関心は衰えていない。でも悲しいかな、母は足腰が衰え、頻繁には行けない。体調と相談しながらできるだけブテイックでの買物に連れて行ってあげたい。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 17:50 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

娘の引っ越し

 娘の会社の寮が老朽化して建て替え引っ越しをする事となった。今までは家賃は格段に安かったが、私が若いころに住んでいた様な住居で23歳の娘が住むにはちょっと安全面でも心配な所があったのは確かだ。休日に娘が帰ってくるたびに新しい寮の進捗具合を楽しみに語っていたが、ついに完成。入居可能となり妻と同行。引っ越しに手伝いに行った。

739886.jpg 大きな家具等は同僚の男子社員がトラックを借り運びこんでくれたので、カーテンなど妻と娘が休日に新しい物を購入、新調した物を付け替えたり家具のレイアウトをしていた。私は手持ちぶさだったので新築の部屋の掃除を一手に引き受けた。自宅の掃除など妻任せでめったにしない私だが娘の為、隅々まで拭き掃除をした。

 さすが新居だけあり、今までは呼び鈴のみで外部から他人が訪ねて来ても確認できなかったが、新居には録画付きモニターも完備され私が懸念していた安全面も解消された。しっかり者の娘だけに一人暮らしをさせる事に心配はしていなかったが、私と同年代の頃を比べれば本当に大人になっている事に気づかされた。

 仕事ではもう中堅になってきているが上司には信頼され、後輩から慕われている様子も伺われる。だがまじめすぎるので弟の様にもう少し青春を謳歌して欲しいと思う親心もあった。だが他人を思いやれる所が彼女の最大の長所、若いころは二度とない。これからはこの新居で楽しい思い出が沢山作れる事を祈る。

(50代・男性)

posted by ファミリー・プロミス at 17:45 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

実家を片付けながら

1124873.jpg 父の死後母が長く守ってきた実家。その母が亡くなり、とうとう片付けが必要になった。遠隔地でもあり、短期間でやる必要もあって兄弟とその嫁、夫総出になった。捨てるもの、残すもの、再利用できるものなどに分ける。業者に来てもらって引き取ってもらうことも並行させる。それでも目に見えてきれいになるというものではない。どうしてこんなに多いのだろうと思う。

 が、三日位すると空間が多くなった。やればできる、などと冗談を言いながら、今度はこだわって持ち帰ろうとするものの話になった。真新しいジャンパーが数点あったほか、父の未使用の下着類がたくさん出てきた。今は必要なくともいずれ入用になるといって母が残していたものだ。が、よくみると首の後ろのところにマジックで姓が書きこまれている。

 大きさはよいが、これを着ていて自分が行き倒れになった時には身元不明扱いになる、と夫が言うとじゃあみんなもらっておく、と兄が手を伸ばす。それにしても供養にもなるからと数点もらうことにし、元気なうちに着用しようということになった。変な話のようであっても会話ははずむ。久しぶりの兄弟一緒の作業、湿りがちでないのが大助かりという思いがした。

(60歳・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 08:36 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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