ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2017年07月22日    ※イラストはイメージです

雨女

805955.jpg 子供の頃から雨女だった私。今まで天気には散々泣かされてきました。例えば、朝の陽射しを見て洗濯をすると、干す頃には曇りになってしまい、洗濯物がなかなか乾かなかったりします。ましてや、洗濯物を干しっぱなしにして出かけると、晴天の天気が一転、雨降りになることもしばしばあります。なんてついてないんだろう。

 それに比べ、主人は晴れ男だったりします。仕事柄よく出張へ出かけるのですが、なぜか、その日は晴れるのです。たまたまなのかもしれませんが、少しばかり妬ましく思えてしまいます。

 そんなわけで、家族旅行の時はなるべく主人に計画をたててもらうことにしています。その方が旅行中の天気がよくなるからです。

 ちなみに、昨年の梅雨明けした際に家族で行った温泉旅行は私が計画をしたのですが、案の定、二日間とも曇りか雨でした。せっかく、温泉から富士山が見えるホテルに泊まったのに、富士山は影も形もありませんでした。

(50代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 12:00 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

母の名前

母の名前はカタカナ。でも私が子どもの頃から今に至るまで母の名前表記は漢字、平仮名、カタカナ、一部漢字、と実に様々。差出人によって変わるのだ。

名前を書き違えられたら気分が悪いはずだが、母は頓着しない。第一、母自身がいろいろに書くのだ。だから私までが、子どもの頃は母の名前をいろんな字で書いていたほどだ。

母の名付け親は祖父。母は自分の名前がいやで、「子」が付く名前に憧れ、なぜ「子」を付けてくれなかったのかと祖父を責めたこともあったとか。祖父は、漢字を考えたが、画数が多くてかわいそうでカタカナにした、と母に言ったそうだ。そして母は自分の名前を少しずつ好きになっていったという。

544331.jpg一体誰が母の本来のカタカナ表記を変えたのか。母は「多分お父さん」とニヤニヤして答えた。そして引き出し奥から箱を取り出した。シミが浮き茶色くなった古い封書や葉書が詰まっていた。多くは父からで、私が生まれる前の手紙もあり、驚きの初公開だ。思いもかけず私は両親の若い時代を辿る事になった。

60年以上も前の両親に思いを馳せる、心震える幸せな時間をくれた母。名前の話からの予期せぬ副産物がうれしかった。

さて、母の名前の字を変えたのはやはり父だった。手紙の回を重ねる内、次々と表記を変化させる。達筆の父は母の名前を楽しんでいたのかしら。 

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 11:53 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

清々しい心

319833.jpg清々しい日曜の朝、近くの公園に子供たちと遊びに出掛けました。

最近できたばかりの綺麗な公園のはずが・・・。駄菓子を食べ散らかし、ごみがいっぱい散乱していてビックリでした。

見渡してもごみ箱が設置されていない!なんで新しい公園なのに〜?!行政に対する不満とポイ捨てする誰かに対して、せっかく清々しい朝の出発が、イライラモードに気持ちが入りそうでした。

「ゴミ拾いしよう!」と子供に声を掛け、落ちていたビニール袋にゴミを集め始め、ドンドンきれいになっていきました。

隣の公園のゴミ箱に捨てに行ってみると、そこもごみ一杯に溢れていました・・・。何とか押し込んで捨てましたが、その時、近所のおばさんでしょうか?「家庭ごみ捨てないでよ!」と言われ、血が逆流する久しぶりの感覚を味わってしまいました・・・。

「公園をゴミ拾いして来た、ゴミです!」感情を抑え精一杯の言葉でした。

その後も気にすることなく、ゴミ拾いをしていると、「えらいね〜」と言葉を掛け、申し訳なさそうに立ち去っていきました。

なかなかスッキリしない日曜の朝となってしまいました、ハァ〜・・・。

あとで息子が教えてくれました。そのおばさんが息子に話し掛けていたようです。
「『僕のお父さん?ゴミ拾いして、いいお父さんだね!』って言われたよ!」

キラキラした目で息子からその言葉を聞き、やっと心が清々しくなりました。

(40代・男性)
posted by ファミリー・プロミス at 11:41 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

印籠

119536.jpg我が家の双子の男子。
3歳0か月。本能で生きている。
食べることも、遊びも、散らかしも、何でも全力投球。
・・・もちろん喧嘩も。

最近の喧嘩がすごすぎる。
何しろ一卵性の双子で、体格はもちろん、運動神経も、おそらく思考回路もほぼ瓜二つ。
さっきまでにこにこ笑ってブドウを食べていたと思ったら、次の瞬間血を血で洗う争いになっているから恐ろしい(笑)

しかもその理由がブドウが少し少ないとか、そんなどうでもいいことで…。(たぶん片方が早く食べたんだろう)
まあ、もう少し大きくなれば分かるだろうと、危険だけ無いように、遠目で観ていたら、笑えないことが起きた。

長男の肘が抜けたのである。
急激に下がるテンション。喧嘩はその場で収まったが、次の日病院で肘を入れてもらうまでずっと涙目で元気がなかった。

約1年前を思い出すと、次男も普通に保育所で遊んでいて、突然肘が抜けたことがあった。
肘を入れる行為は、お医者様にとったら取るに足りないことのようで、手首と肘をつかんでものの1分で治してくれたのだが、抜けやすい双子と言うことが分かった。

最近の、2人の喧嘩が面白い。喧嘩が劣勢になってくると言う長男の言葉、
「また肘が抜けるよ!」

彼にとったら、黄門さまの印籠のようなものだろう。「あなたが言うなよー」と両親は苦笑いして、ハラハラしながら見ている。

(30代・女性)
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2017年07月11日    ※イラストはイメージです

娘からの手紙

805346.jpg 父の日に娘から手紙が届いた。内容は「大好きお父さんへ」
===
お父さん、いつも面白くて愉快でちょっと抜けてるけど家族を明るくしてくれてありがとう。最近は仕事も順調で、なんだかんだ楽しそうだから良かったよ。甘い物を買ってきては隠れてつまみ食いするお父さんには、いつもツンツンしてそっけない態度をとってしまうけど、それはお父さんが大好きだから。ちゃんとする所はちゃんとして欲しいし(電気も消して寝る)元気で長生きして欲しいからいっぱい食べると心配になる。また家族全員で旅行に行こうね。その為にもくれぐれも健康第一でみんな楽しく長生きしよう。いつも感謝してます。目指せ体重70キロ以下。大好きだよ。
===

 一枚の手書きの便箋だが娘の私に対する愛情が一杯にこもった内容だ。娘がこの所私に対してツンデレの態度を取る理由も以前心臓病を患い家族に心配や迷惑をかけた私の体を真剣に心配してくれているから。優しい娘に恵まれた私は本当に幸せなんだと改めて感じさせられた一日だった。

(50代・男性)

posted by ファミリー・プロミス at 10:54 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

よかった、寝ていた父

子供の頃、父の遅い帰りが続き始めたときがあった。仕事が忙しくなったのだろうと子供心に思っていた。そのうちに母が無口になり始めた。口をきかなくなるのは母の怒っている時の癖の一つでもあった。

ある日、夕食をすませると、玄関や裏のドアだけでなく窓という窓まで、母が家中鍵をかけてしまった。父が家に入れなくなる、それなのに何で、と思いつつ、いつものように子供部屋に行って宿題をすませると、布団を敷いてもぐりこんだ。兄はすぐに寝息を立てていたが、私はなかなか寝付けなかった。

翌朝、いつもならまだ寝ている時間に目が覚めた。窓のカーテンの隙間からほんの少し明るさが漏れてきていた。台所で母が動いている音がしていたが、布団から這い出した私はそろりそろりと手をつき犬のようになって部屋を抜け出し、親の寝室の前に行ってそおっと戸を引いた。

細い隙間から暗い部屋を目を凝らして見ると、「よかった」布団に入っていつものように父が寝ていた。軽いいびきが聞こえ、少しお酒のにおいも漂ってきたが、安心した私は戸を閉め、来たときのように静かに部屋に戻った。どうやって母は開けてやったのかな、などとしきりに考えながらまんじりともせず布団をかぶっていた。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 10:17 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月30日    ※イラストはイメージです

「あなたはママの自慢の息子です」

725724.jpg我が家には4人の子供がいます。

みんな私達夫婦の宝物です。

でも子供の成長過程においては色んなことが起こります。

自宅での兄弟ゲンカ、友人とのもめごとなど数えればキリがありません。

「この子は大丈夫だろうか?今後きちんと社会生活を行なっていけるだろうか?」

我が子を客観的な目で見ると心配する思いがつきません。

先日、次男の誕生日会を行なった時です。恒例の細やかなパーティーを行いながらプレゼントとバースデーカードを渡しました。

カードを見ながら嬉しそうにしている次男。

「ちょっと見せてよ」と言ったら

「いいよ」と言ってカードを渡してくれました。

妻からのメッセージを見るとそこには

「あなたは、ママの自慢の息子です」

と書かれていました。

「色々あってもお母さんは変わらないで愛していますよ」

妻から息子へのメッセージに感動して目頭があつくなってしまいました。

いつの時代も母の愛は偉大ですね。

(40代・男性)
posted by ファミリー・プロミス at 11:56 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

癒しの時

看護師の私、夜勤は月に10回を超える。6歳と3歳の子供は、夜勤の日は義母と夫に見てもらいながら仕事を続けている。

376746.jpg夜勤の日は、以前から夕食を作って、メニューと子供に向けて簡単な手紙を書いてから仕事に出かけるが、最近は6歳の娘が手紙の返事をくれるようになった。

私「幼稚園はどうだった?お弁当はおいしかった?」
娘「おしごとおつかれさま!おいしかったよ。いつもありがとう」
と言う具合に簡単なもの。

娘が誰に習ったか必ずねぎらいの言葉を入れているのも面白い。

先日の娘からの手紙は
「おしごとおつかれさま、おかあさんがだいすきだけど…おこるとこわいね!」と書いてあって思わず力が抜けた。

夜勤とはいえ緊張の連続、判断力のいる仕事。身体は疲れていても頭がやけに冴えて夜勤明けは眠れないことが多いのだが、娘の手紙に癒されると眠りやすくなる効果がある。

今夜も夜勤。明日の朝、どんな手紙を書いてくれているのか、今から楽しみだ。

(30代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 11:45 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月10日    ※イラストはイメージです

次回の宿題

361929.jpg 今日は母の日。娘が学生時代アルバイトをしていた飲食店で妻への感謝を込め、夜予約を入れていた。酒の飲めない私を除き妻、娘、息子と飲む気満々。仕方なく私が運転手をすることになったが、現在職場が自宅から5分程の距離にあり自転車通勤。暫く車を運転していない事もあり若干不安を感じながら妻の車の運転席に乗り込んだ。

 店まで僅か3キロ程の距離だが久々に車のハンドルを握ったせいか緊張しすぎて運転が安全運転過ぎて逆に家族を不安にさせてしまった。無事店に着き楽しい時間を過ごし、最後に店主の粋なはからいで「お母さんありがとう」と書かれた火花の飛び散る花火付きケーキが出てくるサプライズまであり、盛り上がった母の日になった。

 帰り際店主にサプライズと娘が学生時代お世話になったお礼も込め挨拶すると「この御両親を見ていると娘さんが本当に素直に育った理由がわかる気がします」と言われ私自身も嬉しさが込み上げてきた。

 だが皆酔いさましに歩いて帰宅するといって誰も恐れをなして私が運転する車に乗ろうとしない。仕方なく私一人だけ先に車で帰宅。最後に私の車の運転が家族からまるで信用されていない空しさだけが残った。

 次回こそは必ずリベンジしてやる。

(50代・男性)
posted by ファミリー・プロミス at 15:37 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

重箱パワー

571271.jpg 娘から電話があった。「運動会のお弁当のレシピを聞きたい、それもお重箱の」だった。それにしてもと思いつつ、「春に運動会なのかい? それにうちの孫はもうそんな年頃になっていたっけ?」などと尋ねると、友人のことだと言う。

 友人の名を聞いてそのお母さんなら知っていると伝えると、それがちょっと、と言って口ごもる。訳を聞くと、どうやら友人とその母親はここ半月口をきいていない、そのために子供の初めての運動会のお弁当の助言をもらえない。原因は友人のつっぱりということらしい。

 レシピより仲直りじゃない?いや友人の歩みよりじゃない、と言ってやると、確かにと応じてくる。ばあばが見に行ってやることが何よりのごちそう、とも言ってやると分かったということになった。

 一週間後うまくいったと連絡があった。よかったと思った。他山の石としないことね、と伝えると、分かってるって、とすぐに返ってきた。

 それにしてもどんなお弁当にしたの?と聞くと、きんぴらとか昔風だったけど子供は大喜びだったって。かけっこも一番だったってと途切れることがない。重箱パワーね、と言ってやると、うまい!とおだててきたあと、今度教えて、と続けてきた。

 もちろん、と返してやった。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 15:09 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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