ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2017年03月23日    ※イラストはイメージです

娘とのスケートデート

skate_04.JPG スケート靴を履くのは何年ぶりでしょうか?中学生以来ですから約30年ぶりのことです。ようやく休みがとれ、かねてからの希望で小学生の娘とスケートデートをしに行きました。

 中学生の頃はそれなりに滑れていたのでそのイメージのままいざリンクに立つと・・・、これはなかなか難しい。手すりを持ちながらようやくリンクを一周しました。

 「これでは私を小学生の頃にスケートに連れて行ってくれた両親と同じではないか」といざ奮起し、かつての記憶を辿りながら少しずつ手すりから離れていくと・・・、「なんのその」体は覚えているものですね。

 30分もすればスイスイと滑れるようになり、生まれて初めてスケート靴を履いた娘の手をとって一緒にリンクを回れるようになりました。

 家を出る時に心配そうに送り出してくれた母親から、「あなたが小さい頃にスケートに連れて行ってくれたパパよりはうまく滑れたかな?」との電話。

 「パパ上手に滑れていたよ」

 自宅に戻って孫娘からの報告を母は嬉しそうに聞いていました。天国にいる父親も苦笑いしながら父親になった息子の滑りを見ていてくれたことでしょう。

(40代・男性)
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花火

528663.jpg 幼いころ、私は花火が怖かった。両親が、ためにと思って大きな花火大会に連れて行ってくれたことがある。娯楽もあまりない時代のこと、港に近い会場は凄い人出で、大人達が立錐の余地もなく立って夜空を見上げていた。

 小さな私は大人の足が見えるばかり。父が肩車をしてくれたが、大きな音が怖くて私はすぐに降ろしてもらった。耳を塞いで、大人の足元に囲まれている方が安心で、ただただ花火の音響が苦痛だった。しまいに泣きそうになり、とうとう途中で帰ったのだ。両親はさぞがっかりだったことだろう。雷がとても怖い私だったから、花火も同様でとても楽しむ心地にはなれなかったのだ。これが私のちょっと恥ずかしくホロ苦い花火デビュー。

 成長とともに抵抗がなくなり、今では花火大好き。当時の怖がりようを知っている両親にはいまだに冷やかされ笑われる。

(60代・女性)
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2017年03月11日    ※イラストはイメージです

節分

112633.jpg 少し離れた観音様で節分に赤鬼青鬼が練り歩くと聞き、孫を伴って出かけた。お参りを済ませた後しばらく待つと、ほら貝と小太鼓の軽妙なリズムが流れ出し、出てきた。金色の衣装をまとった行司役もいる。

 大きな体に大きな金棒や団扇を持っている。歩きながら、子供を見つけると足を踏ん張り大きな顔を突き出して睨む仕草をする。とたんにギャーとかワーとかの叫び声。中には泣き出す子もいる。うちの孫はと思い見ているとママの陰に隠れてしまい顔だけ半分出している。

 顔や手足に泥を塗りたくり子供の無病息災を願う地元の祭りで、鬼面には大泣きさせられているので苦手のようだ。やがて舞台に上がって鬼が相撲を取り出すと子供たちは大はしゃぎ。孫も拍手しながら応援しているが顔つきは今ひとつ晴れない。

 相当懲りているね、とママは言う。終わると豆まきはせず子供だけにお菓子を配るという。もらったお菓子を受取りひとつくれてやると少し機嫌が直ったようだ。が、家に戻ると、爺が両手を開き上下させながら悪い子はいないか、と鬼真似をしながら迎える。すると、走っていって爺の膝を盛んに叩く。やっぱり懲りているんだと言いながら大笑いさせてもらった。いい節分になったと思った。

(60代・女性)
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みんな可愛いよ

371527.jpg 母が肺炎で入院して3か月。病状も一進一退、抗生物質の点滴をしてもしなくても血液の炎症反応の数値も変わらず、医師より「脳のCTを撮って認知症の進行も顕著となり、高齢で食事量も著しく減少しているのでこれ以上治療しても効果がない。酷な事を言うようだが、退院の準備ができ次第退院をお願いしたい」と言われた。

 確かに昨月あたりから見舞いに行っても眠っているだけ。たまに起きていても一人っ子の私の名前さえ忘れ日に日に衰えているようにも思えた。退院し家に帰っても、栄養も摂れず寝たきりの母に何の対処もできず10日も持たないだろう。そこで父が入所している介護施設に病院からの母の病状所見を持参し施設の社長に無理を承知で入所を懇願、快く承諾され感謝に耐えなかった。

 施設の受け入れ態勢ができ退院の日。母が久しぶりに目を覚ましていて、なぜか私の頭を撫でてくれた。母から頭を撫でられるなんて50年ぶり、私の目から一筋の涙が流れた。母が入所する施設は無機質の病室とは違い、父もおり家庭的な雰囲気なうえ、介護士さん達の献身的な食事介助のお蔭で徐々に栄養が摂れるようになり、現在は奇跡的に入浴もできるようになった。

 昨日も家族全員で面会に行ったが認知症の影響で名前は忘れていたが、家族全員と握手して「みんな可愛いよ」と言ってくれた。まだ暫く母ちゃんの子供でいられる。退院の時、頭を撫でてもらった思い出は一生忘れないだろうな。

(50代・男性)
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父卒寿

725322.jpg お酒が大好きだった父が大腸ガンになって医師から断酒を言い渡されたのが26年前。その時はさぞ辛かったと思う。飾ってあったウイスキーも貴重な日本酒もビールのストックも惜しみなく人様に差し上げたが、家族も辛かった。

 その後は、すっかり健康オタクに変身。部屋にはぶら下がり健康器具と竹踏みが復活。これにエアロバイクが加わり、体脂肪、血圧も毎日測定。食物にも関心旺盛で、やれヨーグルト、黄粉、ミルク、ココア、納豆、水・・と、健康情報集めに余念が無い。

 健康番組を前に鎮座してメモを取る様は、かつての父からは想像もできないことで、その熱心さに敬服するばかり。今年は卒寿を迎える。

 酒なくして1日も過ごせなかった父が、一滴も口にせず、飲みたいと恨み言も言わない。その心中、いかばかりかと思う。足腰が弱りシングルゴルファーだった父には、この趣味を放棄せざるを得なくなって久しい。これも辛いことだろう。

 人間、変われば変わるものと教えてくれた父であるが、また人間誰しもやってくる加齢の厳しさ、寂しさも父共々痛感している私である。

(60代・女性)
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2017年02月09日    ※イラストはイメージです

妻の誕生会

 今日は妻の誕生日。私の妻への誕生祝いは例年ワンパターンの花束。妻に「花束以外のものもたまには考えてよ」と以前から言われたが、これといったプレゼントも思いつかず無難なケーキを買って帰ると、娘は冷え性な妻が外出するとき寒さを感じないようにと厚手のコートをプレゼント。

604821.jpg 息子は妻の洗い物などで荒れてあかぎれな指を心配してハンドクリームや手袋、靴下をプレゼントしていた。子供たちの心のこもったプレゼントに喜ぶ妻。子供たちはお母さんが今本当に必要なものを考えプレゼントを用意をしていた。それに比べありきたりで発想力に乏しい私のプレゼント。子供たちのプレゼントから見れば大分心配りで大差をつけられた。

 また3人の視線が厳しい。「でもお母さんの誕生日覚えていたからまあいいか」と娘は私をいじりながらも、得意の料理を作り私のケーキを4等分し妻の笑顔の誕生会が始まった。

 妻のあかぎれや冷え性など子供たちはお母さんの細かいことにも良く気づき心配しているんだなと感心させられた。やさしい大人に成長してきた子供たち。いつまでも家族全員楽しい誕生会が出来ますように。

(50代・男性)
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バレていた、パパサンタ

 仕事でパパが不在がちだったクリスマス。ところが昨年はパパも一緒。三世代でツリーを飾り、大きなケーキを切って、食べたり歌ったりして楽しんだ。

105762.jpg 途中、パパがプレゼントは何が良いか子に聞く。そのたび「あれよ」と前置きつきで品の名が言われる。以前からおねだりされていたものでママは当然承知している。おひらきになると「サンタさんに届いているといいね」と言いながら着替えを手伝い、パパが寝かしつけ出した。「靴下を忘れないように」とママの声が飛ぶ。傍で見ていても楽しいひと時である。

 「寝たかな」「寝入ったようね」の会話の後、パパは用意していたサンタの衣装を身に着け、ママが用意していた品を枕元に届けた。

 翌朝である。待望の品を持って子が起きてきた。「嬉しい」と言いつつ、「あのね、おばあちゃん。サンタさん、パパだった」と言い出す。「どういう意味」と聞くと、「欲しかったものだよと言ってくれた声、パパのだった」と。頭をかき出すパパにたしなめる目つきを送るママ。願いが叶うといいね、とパパはいつも言っていたからそれがサンタさんの声になったのよ、と必死に繕った。

 包みを開け子が中味を取り出してはしゃぎ出すと、一同、ホッと胸を撫で下ろすのであった。

(60代・女性)
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ひな祭り

125302.jpg お店はもうひな祭り商戦に入った。幼い頃母は100%手作りの雛祭をしてくれた。段ボール等で雛壇を作って真っ赤な毛氈を掛け、家中の人形やこけしを飾ってひな人形にしてくれた。毎年、その前で写真を撮った。

 今見ると、毎年並んでいる人形の位置が変わっている。変わらないのは最下段。桃の花、巻き寿司、おはぎ。母が作る巻き寿司とおはぎは、時間をかけて丁寧に作りあげたもの。とりわけ、小豆をことこと煮込んだ餡で作り上げた大きなおはぎは、大きな皿に盛り上げて飾ってあった。

 母は多めに作って、おはぎを小皿に分けて近所に配って歩いた。いそいそと何回も家を往復する割烹着姿の若い母が思い出される。女の子の祭であるひな祭りを、母は私の成長を願って、ご近所におすそ分けしたのだと思う。

 もうすぐ米寿を迎える母は、今年も自分の部屋に、昔自ら作りあげた木目込み人形の大きな内裏雛を飾った。傍らには桃の花と市販の菱餅。もうおはぎを作ることはないが、母がひな祭りを欠かした年はない。日本の伝統行事を大切にする母。母のお雛様を眺め、遠い日のひな祭りを思い出している。

(60代・女性)

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2017年01月20日    ※イラストはイメージです

棚から牡丹餅

4歳半の長女との会話の中で、今までの子育ての中で最高に嬉しいことがありました。

2人の娘を持つ専業主婦の私は、冬休みの間、姉妹喧嘩や女子ならではの言い訳にイライラして、怒っては自分の器の小ささに悩み、そんな私に育てられる子供たちの将来を案じていました。

冬休みがようやく明け、長女は幼稚園に行くようになり、少し平穏な日々に戻りました。

omochi.jpg鏡開きの日、幼稚園では、お餅つきが行われ、娘は幼稚園から2つのお餅を持って帰ってきました。

嬉しそうに「今日食べようね〜」と言います。

「あっ、でもお父さん、今日(仕事で)帰ってこないから食べれないね。可哀想だから置いておきたいな〜。1つ置いておこうかなぁ〜。でも…」

なんて言っています。

その話を聞きながら私は、その日を頭の中で振り返っていました。

お友達に叩かれた次女を守ろうとしたこと、お友達との上手なやりとりをした事、習い事での頑張りを振り返りながら、冬休みは散々怒ってしまったけど、立派に優しい子に育っているな…などと考えていました。

不意に
「◯◯ちゃんはどうしてそんなに良い子なの?」
と口から出ました。

長女は、にこーって嬉しそうに満面の笑みを浮かべて、何を言うかと思えば、
「お母さんから生まれてきたからだよ」
って言いました。

思いがけず、優しい言葉が返ってきたので、子育てでいろいろと悩んでいた分、思わず涙が溢れだしました。

涙を隠すようにキッチンへ行き、2つのお餅を半分に切って、4個にし、3個のお餅をフライパンで焼きました。

平凡な1日で終わるはずの日が思いがけず、忘れることのない1日になりました。

(30代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 21:20 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月12日    ※イラストはイメージです

美人の湯

 5歳の娘は誰に似たのか、全く人見知りがない。誰にでも話しかけていくので、時にハラハラ、そして笑わせられることも多い。

222604.jpg 昨日の話。ちょっと遠方だが美人の湯と呼ばれる温泉に娘と二人、入りに行った。今冬最強寒波に襲われている現在、もうもうと湯気の立つ露天風呂は最高、の言葉に尽きた。

 美人の湯を余すことなく体に浸透させようと長湯をしている私のそばに、娘がいない。裸で岩から岩に飛び移っているのだ。危ないしほかの人の迷惑になると注意すると、しぶしぶ岩から降りて、しばらくはおとなしいがまた姿がなくなる。

 どこに行ったかと思うと、高らかな笑い声がした。

 若い女性と話している娘を見つけ、後で「何楽しそうに話してたの?」と聞くと、「『お姉さんは、毎日この温泉に入ってるんですか?だって、すごい美人だから』って言った」、と言うではありませんか。

…確かに若くて綺麗な女性ではあったが…。

 しかし、それを直接言いに行くとは…。

 その後もたくさんのおばあ様とおしゃべりを楽しんだ娘。ちょっと聞こえてきたのは、「ここの温泉は毎晩シルバー人材センターの人が掃除してるんだよ」と言われ、娘が「じゃあその時に美人の粉溶かしてるんだね!」と言う会話。

 温泉の湯と娘に笑顔にさせられた1日だった。

(30代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 16:59 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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