ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

2021年04月04日    ※イラストはイメージです

ありがとうございました

872121.png ほっと一息家族エピソードに5年間毎月投稿出来て良かったです。今も読み返すとあの時、家族であんな事があった。私の転職、両親の他界、家族の出来事、子供の成長、子供達の結婚とエピソードを読み返すと、当時の私の心境が読み取れます。休止は残念ですが…今で掲載していただき本当にありがとうございました。

(60代・男性)
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2021年04月03日    ※イラストはイメージです

彼からの挨拶

 3月21日、娘の彼が正式に挨拶に来た。4月1日に家を借り、娘と共同生活をする事の許可だ。彼のお父さんが現在病気静養中…しかもこのコロナ禍…正式に結婚式が挙げられる状況ではないが…結婚に向っての前進。彼の人柄…将来性何を取っても、私が反対する理由はない。

 私の唯一の懸念は彼のお父さんの容体…病状は安定してお父さんも娘との結婚を祝福してくれていると報告があり安堵した。27日には娘が彼の家に行き彼の御両親…妹さんにも挨拶して…祝福されたと喜んでいだ。

1036907.png 昨年5月…緊急事態宣言が解除された時に息子は入籍したが…このご時世…結婚式は挙げられなかった。娘も第4波襲来と連日コロナ関連のニュースが賑わうこのご時世…結婚式は挙げられないかも知れないが…結婚では先輩の息子夫婦の様に幸せな家庭を作って欲しい。

 2人の子供が良き伴侶を得られた事に…私も肩の荷が降りた様な幸せな出来事だった。

(60代・男性)

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2021年04月02日    ※イラストはイメージです

紙風船

 昔むかしの思い出です。

 富山から定期的にやって来る売薬のおじさんは愛想が良く、子どもの私にも同じ目線で物を言ってくれ、友達みたいですきだった。

 おじさんは大きな風呂敷包みを担いでやってきて、我が家の赤い薬箱を点検補充する。母とちょっと雑談して、私の相手もしてくれて、薬の臭いを残して帰っていく。おじさんが帰るとまた母と二人きり。急に家の中が静まり返って寂しくなる。

341851.png おじさんがいつもくれる紙風船。パ〜ンパ〜ンと乾いた音が響く。紙風船は数日間、破けるまで飽きることなく遊びました。母も時々一緒に紙風船で遊んでくれたものです。いえ、母が独占することもありました。母も紙風船がすきだったのです。

 懐かしい古き良き時代の一こま。薬屋おじさんの来訪が待ち遠しかった。遠い日のおじさん、心に強く残っている記憶の贈り物をありがとう。同時に白いエプロン姿で紙風船に興じていた母も思い出させてくれます。

(70代・女性)

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2021年04月01日    ※イラストはイメージです

記念樹が紡ぐ家族の絆

 結婚してしばらくすると義父の求めに応じ、二世帯同居の暮らしに入った。勤めていた私は生け花を習い家に持ち帰っては花瓶に飾って楽しんでいた。

 数年すると、義父がこれを見てくれと庭の隅を指差すので、見ると松の木が胸のあたりまで育っていた。そして捨ててあった生け花に混ざっていたのを挿し木したものと言う。まあ、と思うと同時に優しい心遣いが伝わってきた。

 その後子が生まれると役所から記念の苗木をもらい、山茶花、椿と順に松の隣に植えていった。すると義母も負けずに私の木もと言い、ミカンの苗木をさらに隣に植え、いざというときに腹の足しになるからと自慢げだった。

1562933.jpg 子が小さいときは誕生日になると木の傍に行って願いごとをするようになり、叶うとお礼に行くというようなことが続いた。学校へ行くようになると花咲きを楽しむだけになったが、記念樹への思いは変わらなかった。

 やがて背が大きくなると剪定が必要になったが、その役の夫は背丈を必ず歳の順にするのが楽しそうだった。ミカンは義母に断って収穫する習わしだった。

 それぞれの記念樹のおかげで三世代の会話は絶えなかった。思わぬものが絆を紡ぐきっかけになるものと思った。

(60代・女性)

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2021年03月09日    ※イラストはイメージです

料理

昨今の子供は幼い子でも親と一緒にキッチンに立ち、早い内から料理ができる子もいる。しかし私は遅かった。

母は私がキッチンに入って包丁でも触ろうものなら危ないと一喝して、キッチンから追い出した。そんな私だったから、家庭科はきらい。特に調理実習は大嫌いだった。

専ら洗い役に徹したが、ある時やむなくネギを切らされる羽目になった。見ていた教師は、私のネギを高々と掲げ悪い見本にした。根をたくさん切り落としていたのだ。生卵の殻を割れるようになったのはいつだろうか。小学高学年か中学生だったかもしれないのだが、嬉しかったものだ。

510598.jpg両親は料理が上手だが、私は今も二人の足元に及ばないだろう。でもいつの頃からか、人並みに徐々に料理を作れるようになり、親には料理がうまくなったと言ってもらえるようになった。

でも家族以外の人に料理を作ったことはなく、そんなおもてなしは私には自信もないままである。

(70代・女性)

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2021年03月02日    ※イラストはイメージです

父親の本音

夜の10時…私は自室に…妻は歯磨き…娘は明日の勤務のシフトの確認をしていた。その時…妻の歯磨きの音が途切れ…娘が異変を感じ妻の元に行くと妻は朦朧としてひざまずいていた。

娘が「お母さんしっかりして」と妻の頬を叩いたり呼びかけても反応が弱い…「お父さん大至急救急車呼んで…」と私を呼び…その間…娘は妻に声掛けを続けていた。

1242754.jpgこのコロナ禍…電話をすると…コロナの症状があるかと聞かれ…意識朦朧だけなので…すぐに救急車が到着…現場を見ている娘に救急車に乗ってもらい救急病院に搬送された…暫くすると娘から連絡を受けた息子夫婦も病院に駆けつけてくれた。

診断の結果は「起立性低血圧」脳に血液がいかず意識が朦朧とした事が原因だった…心電図等も異常はなく…点滴をして妻は意識を回復した…娘の機転で妻は救われた…

私が自室に籠ってしまえば妻の異変に気が付かなかった…妻の生命に異常がないとわかると…張りつめた糸が切れたのか…娘は「良かった」と大粒の涙を流した…「お父さん救急車」と躊躇せずに私に指示する時は気丈に振る舞っていたが不安で一杯だったのだろう…それだけ母親の事が心配だったんだな。

彼の父親が入院して現在…結婚は延期状態だが…この優しい娘がもうじき嫁ぐと思うと…やはり寂しい…父親の本音である。

(60代・男性)

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2021年03月01日    ※イラストはイメージです

来た!孫からの便り

2138372.png友人の話だと、夫婦二人暮らしだとお互いの誕生日も次第に格別なことをしなくなるのが通常のようだ。そういえば我が家でも心当たりがなくもないと言ったところだ。

が、今年は違った。夫の誕生日が近くなると、なんとなくざわつく気配が漂ってきた。そして間もなく義父の亡くなった歳に到達するので、一歳でも長生きするようにとの配慮がからんでいるせいと気が付いた。

二日前になると六歳の孫がお便りを出したという情報が入った。孫と文通をしようとの夫からの便りも一回だけの往復で終わっていたのだ。

当日ポストを覗くと入っていた。「ぼくは6さいですが、じじはなんさいになりましたか」とあり、鬼滅の刃の絵も添えられていた。最初の時より字が小さくなり、軸の揺らぎも減っている。成長してるな、と夫はつぶやきながらすぐに返事を書き始め、自分の歳と今度帰省の時に抜いてもらう大根の成長を伝えるなど興味を誘っていた。

全部平仮名で、孫に読ませようの目論見が透けてみえるが、それにしても素早いなと思っていると、孫から電話が来た。受話器から漏れてくる
のは「じじおめでとう」の大きな声。ありがとうの後、夫はどうやらおたよりの内容をなぞり、あさって届くよと結んでいた。

ほのぼの誕生日になった。

(60代・女性)

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2021年02月13日    ※イラストはイメージです

DNA

844012.png我が家には3人の子供がいる。
小学生の女児と幼稚園に通う男児2人だ。
よく兄弟でも全然性格が違うと聞くが、
我が家も同じで、3者3様、全く違う。
物を買い与えた時、姉と弟は当然のごとく受け取り、ありがとうも言わない。
しかし真ん中っ子だけは
「お母ちゃん、買ってくれてありがとう」と言ってくれる。
しかも、
「お金なくなっちゃったね、大丈夫?」
や、何かを買おうと思っても
「僕はいらないよ、家のお金が無くなったら大変だから」
と優しいことを言ってほろりとさせてくれる。
お菓子を与えると、真ん中の子だけは専用のお菓子袋に入れて残しておく(これがいつも喧嘩の元になるのだが)
そんなことを母に話していると、
「3人の話聞くとやっぱり○○(真ん中)があんたに一番似てるなって思うわ」
と言う。
そういえば私も真ん中っ子で、小学校に上がる前から家のお金が無くなることを異常に心配していた。
家族が消し忘れたこたつや電気を目ざとく消して、説教して回っていたっけ…。
似てると言われると真ん中っこがよりかわいく見えた出来事だった。

(40代・女性)
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2021年02月09日    ※イラストはイメージです

しゃぼん玉の木

1570935.png 夏が近づくと、遠い遠い日を思い出します。夏休み、父の実家がある田舎には、いとこの同い年の男の子がいて、連日遊び回りました。中でもシャボン玉は楽しいひとときでした。

 いとこの案内で近所の神社にある、「シャボン玉の木」になる丸い「シャボン玉の実」をいっぱい取って、それを水で溶かすと、石鹸液と同じで、シャボン玉が吹けるのです。一体あれは何という名の木だったのでしょう。シャボン玉を吹きながらいとこと飽きずにいつまでも遊んでいました。絵本のような思い出です。

 遊び終えると祖母が手作りのおへぎ(おかき)を焼いてくれました。その焼き立てのサクサクとおいしかったこと。

 仲良しのいとこは、若くして亡くなりました。夏休みには決まって父母と訪れたその家は、今もあり、父の弟が住んでいます。そして今は家の近くに父の墓が、父が生まれ育った景色を眺めるように立っている。遠くに見えるあの神社のしゃぼん玉の木。

 幾星霜を刻んで、何もかもが変わっていく。

(70代・女性)

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2021年02月02日    ※イラストはイメージです

妻の誕生祝いでの出来事

 1月11日は妻の誕生日…娘、息子、嫁にプレゼントを渡され「ありがとう」と満面の笑みの妻…暖かい肌着や靴下、上着など子供達は妻の好みが良く分かっている。私は妻が好きなアーテイストのDVDを贈ったがなぜか浮かぬ顔…車でいつも同じ歌を聴いている妻も新しいDVDに喜ぶと思ったんだが…全然喜ばない…余りにも子供達との喜び方の違いに私も腹を立て、「いらないんなら目障りだからどっかにしまって」と言ってしまった。

872121.png 娘にその事を話し、どこがいけないのか聞いたら「お父さんもセンスないね」と言われた。そんなある日、極寒で自転車で職場まで通勤する私に妻は気の毒と思ったんのか車で送迎してくれた。その時誕生祝いのDVDを妻は聴いてくれている事を知った。もう結婚して30年…お互いに拗ねてみせるのもこれまた愛情…そう思った誕生祝いでの出来事だった。

(60代・男性)

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