ファミリープロミス    ほっ!と一息家族エピソード

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2020年07月11日    ※イラストはイメージです

息子の夢

 息子と休日が重なった日に、息子が現場代理人を務めたダムに隣接する公園を見に、息子の案内で妻と3人で行った。幼い頃、私と公園に行ってはキャッチボールやサッカーをして遊んでいた息子。当時私は気づかなかったが、「この公園を造った人はどんな凄い人なんだろう?」と毎回感じていたそうだ。

「子供に夢を与えられる公園を作りたい」そんな一心で勉強して公園を設計、施工した会社に入社した。入社当時は公園を設計、施工した人達と机が隣り合わせで仕事出来る事に感激していた息子だが、現在は社長や上司に指導を受けながら、行政との打ち合わせや、現場との意志疎通を図る重要な現場代理人を入社2年目で任される程会社からも期待されている。

766726.jpg「俺の夢は自分の子供にこの公園はお父さんが造ったと自慢する事」と語る息子。会社の信頼は厚く幹部候補として、まだ未熟ながらも重要な業務を次々と任される息子。将来その夢はきっとかなうだろう。私も社会に出て43年になるが、この様に形に残る仕事は出来なかった。私と遊んだ事で自分の夢を持ち、それを仕事にしている息子を誇らしく、また羨ましくも思えた出来事だった。

(60代・男性)
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2020年07月10日    ※イラストはイメージです

夏休み

1465199.jpg小学生の私は、毎年夏休みは田舎の祖父母に預けられ、夏を存分に楽しみました。祖母が蛍刈りに連れて行ってくれた川。幼い私には大河のように見えていたけど・・。

前を通るのが怖かった豆腐屋さんの大きな真っ黒の牛。いつも全速力で通り抜けました。

おじいちゃんがハンモックを作ってくれて大いに走り回った柿山は、昆虫採集の宿題が簡単にできちゃった山でした。ハンモックでの昼寝は至福の時間でした。

タニシを採った透き通る小川。

井戸水をくみ上げる釣瓶の音。おばあちゃんがくみ上げてくれた井戸水で顔を洗うと冷たくて気持ち良かった〜。井戸の側には鈴なりのスダチの木。

ああ、夏休みがいつも楽しみだった〜。

おじいちゃんとおばあちゃんが待っている田舎に行ける。お母さんとお父さんが迎えに来るのはうれしかったけど、半分はちょっとさみしかった。もっともっと、田舎で遊んでいたかったから・・。

おじいちゃんが毎朝ひいてくれた大豆。引き立て黄粉の何と香ばしくおいしかったこと。今も黄粉を口にするたび、朝の光の中で香りが輝いていた縁側を思い出します。

メルヘンのような素敵な思い出が私にはある。なんて幸せなことでしょう。

(60代・女性)
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2020年07月09日    ※イラストはイメージです

愛犬もワンチーム

1122219.png 離れて暮らす娘からタブレットに動画が送られてきた。一歳になったばかりの孫が未舗装の道をぎこちなく歩いている。転ばぬようにと祈る気持ちで見ていると、おやっ、片方の手にはリードが握られている。そうか、犬を連れているのか、と思うと同時に、ますます転ばぬようにと祈るような気持ちになる。

 が、そのうちに心配がなくなった。犬との距離が絶えず等距離で、リードも同じ角度で垂れたまま歩が進められているのだ。見ていると孫の歩く様子は変わらずマイペースなので、そうか、犬の方が忖度して安全歩行を担保してくれているのだと悟った。そういえばこの犬、預かっている間の散歩でもリードを引っ張ることがなく時折り後ろを向くなどして間隔を維持しようとするそぶりが際立った。

 幼児にも変わらぬお付き合いをしてくれているのかと思うとハグしてやりたくなる。よくしつけられているのを痛感したが、タブレットではコンビ振りを見せたくて送ってくれたのだろう。ありがとう、娘よ。孫の成長、十分にくみ取らせてもらいましたよ。そうだ、お返しに、今度家庭菜園の収穫物を送ってやろう。こちら老夫婦も元気にしている様子を知らせられる最高のものになるはずと思った。

(60代・女性)
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2020年06月13日    ※イラストはイメージです

自然の庭

「きっとびっくりするよ」と結婚前夫は言って私を実家に連れて行った。「何にびっくりするの」と聞いてもただ笑って答えない。ご両親やきょうだいに会い、結婚も快諾された。聞き慣れない方言も新鮮だった。

翌日、夫は私を生まれた家に連れて行った。村の山深く、車も入れず道端に止めて歩いて山の中へ。頂き近くにポツンと建つ小さな古い家。夫が生まれ育った家だった。 

778389.jpg森の中の、今は誰も住まいしない一軒家。木々に囲まれ、草花が茂り、時間が止まったような静寂の中、空と緑しか見えない。ここで夫は中学生まで過ごした。木々と草花を友として。耳に届くのは風にざわめく木々の音、沢の流れ、鳥の声。何と贅沢な自然の庭。

夫が生きものをことの他愛し、木々や草花にめっぽう詳しい訳がわかった瞬間だった。誰に対しても、虫や動物に対してさえも優しい夫を育んだ自然の庭だった。

「びっくりしただろ、こんなところで育ったんだよ」と夫。私が知らない子ども時代の夫を知っているこの自然。久しぶりにあの「庭」に行きましょう。木々は空に向かって更に伸びたことだろう。

(60代・女性)
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息子の気配り

1891129.jpg娘の彼氏が挨拶に来た。いつも娘を迎えに来るが、娘は私たちと彼氏を会わせるのが恥ずかしいのか、私たちの隙を見つけ出かけてしまう。娘が出かける日を聞きつけ息子夫婦が遊びに来た。息子は彼氏が来るのを待ちわびていた。会った事もないのに、彼氏の愛称である「たっくんにいつ会わせるんだよ?」と娘の前で「たっくん」を連発。

最初の内は恥ずかしがっていた娘だが、弟の「たっくん」攻撃に娘も満更ではない様子、彼氏が到着すると、まず弟夫婦が彼氏に挨拶に行った。その時「両親が会いたがってますよ」と息子が彼氏に話すと、初めて彼氏が車から降りてきた。「娘の父です」と私が挨拶すると、さすが娘が選んだ相手。「いつか手土産を持って挨拶しなければならないと思っていたのですが」と見るからに品行方正な好青年だった。

私は「娘を頼みます」とまだ婚約もしていない内に思わず言ってしまった。これは姉思いの息子なりの気配りだと思う。息子と違い姉はこうでもしないと彼氏を私達夫婦に中々会わせる事が出来ない。彼氏と私たちの距離を近づける為、息子が姉を気遣い、計画していた様に感じる。

いきない私達夫婦や、息子夫婦と初対面した「たっくん」も驚いた事だろうだろうが、息子のお蔭で距離が一気に近づく事が出来た。息子に続いて「娘の結婚も早いかな」と思った私がいた。

(60代・男性)

posted by ファミリー・プロミス at 10:44 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

糸電話復活

589351.png自粛の折り、テレビやスマホにも飽きてきて、何か、という雰囲気が家内にあふれだした。三密も言われているのでかるたやトランプは避け、ぬり絵や似顔絵描きではどうかなという思いが消えない。そうか、飽きるのはコミュニケーションがないからと思い至った時、糸電話を思いついた。さっそく提案したら家族が乗ってきた。

昔作るのが難しかった丸筒にはトイレットペーパーの芯が当てられるし、糸には丈夫なタコ糸がある。取り掛かり始めると夫も乗ってきた。糸の長さを二メートルにして作り上げると、孫が「ばあばそっち持ってお耳に当てて」と言ってきた。

糸がまっすぐになると「ばあば、美味しいご飯をありがとう。おさかなおいしかったよ」と第一声が飛び込んできた。「あら、うれしい、それって素敵な男の子よ」と返すと、隣で聞いていた夫が「こいつは一本取られた」とはでにのけぞった。

食事作りへの感謝を口にしない自分に気がついたということなのだろうか。相手が夫になっても孫は一向に筒を耳に当てることなくしゃべり続けている。楽しいのだろうし、こちらもいい気分転換になる。明日も、と言ってきているが、次の策を考えておかねばとも思う。自粛のメリットを探すのが楽しみになってきた。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 10:35 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月11日    ※イラストはイメージです

川記念日

最近の週末は、もっぱら家族で自転車に乗って出かけている。元々人口の少ない土地であるが、一応3蜜を避けて人気のない場所を選んで出かける。小学生の娘と、5歳の双子と夫と私。

先日、河川敷を2キロほど行くと、子供を遊ばせるのにちょうどいい浅瀬があった。清流と呼ばれるだけあるきれいな水で、子供たちはすぐにびしょびしょになって遊び始めた。私たち夫婦は二人で足を川につけながら、その様子をぼーっと眺めていた。

ふと、視線を感じて振り返ると、カメラを構えたおじさんが立っていた。おじさんは、趣味のカメラで、わが子を撮りたいと言ってくれた。こんなびしょびしょの子らで良ければどうぞどうぞ、と撮ってもらった。

535869.jpgしばらく撮影したのち、私たち夫婦も一緒にどうかと提案してくれ、お言葉に甘えて撮ってもらうことになった。しばらく世間話をして、写真をくださるということで住所を教えて、その日は別れた。

数日後、おじさんが送ってくれた写真が届いた。その写真の中の子供たちの、生き生きとした表情。楽しかったその瞬間が見事に切り取られてあった。写真ってこんなに素晴らしいかと感激しきりであった。

私たち夫婦はめったに子供を撮らないが、家族写真も全くと言っていいほど撮らない。あの日の私達はおしゃれからほど遠い自分ではあったけれど、写真で残ると特別な一日になった。

あの日は川記念日にしようと密かに決めた次第である。

(30代・女性)
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2020年05月23日    ※イラストはイメージです

桃の季節

187840.jpg店頭に桃が並ぶ季節になった。甘酸っぱい桃の香りに亡くなった叔父を思い出す。果物はあまり食べなかったのに、桃だけは好んだ。叔父は桃畑の中で育った。叔父の姉である私の母や、私自身にとっても桃は故郷そのもの。夏休みには祖父母が暮らす桃畑の山に行くのが待ち遠しかった。

もぎたての桃はジューシーで何とおいしかったこと。兄のように慕い、大人になってもお兄ちゃんと呼んで慕っていた叔父が六十二歳で急逝したのは、桃がおいしい季節だった。「この桃おいしいなあ」と夕食後の桃を至福の表情で口にしたのが最期の言葉だったという。その一時間後、叔父は逝った。

訃報に駆けつけたあの日、叔父の部屋で携帯電話が叔父の大好きな歌の着メロで呼んでいた。主が出ない電話に次々と打ち合わせのメッセージが入る。明日のこと、来週のこと・・。もう叔父には来ない時間なのに。携帯電話が思いのほか哀しみを増幅させた。

叔父がいなくなって桃の季節が寂しくなった。桃の香りは記憶の扉を開き遠い日を招き入れてくれる。故郷の山、祖父母の姿、若い叔父に遊んでもらっていた私。将棋をして、いつも上手に負けてくれた夏の日の縁側。あの時も傍らにガラス皿に乗った桃があった。おにいちゃん、また桃の季節が来たよ。

(60代・女性)
posted by ファミリー・プロミス at 15:53 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

失恋が生んだ家族の絆

1002117.jpg私の家族はファミリープロミスの8つ目、家族独自の約束として「家族に何か嬉しいことがあれば一緒に喜び、悲しいことがあれば一緒に悲しむ」というものがあります。今回はそのプロミスができる過程をお話します。

私が高校生の頃、大好きな人に振られてしまい、夜な夜な1人部屋で泣いていることがありました。私は、私が悲しむことで家族まで悲しくさせたくないという気持ちがあり、親には泣いている姿を見せないようにしていたのです。

しかし、そんな悲しむ姿を悟った母親は、私が部屋で1人泣いていることに気づき、慰めてくれるどころか、私と一緒に泣いてくれたのです。私はそんな母の姿をみて、私のことを私より悲しんでくれる人がいると知り、嬉しい気持ちになりました。そのおかげで失恋してしまった悲しさも半減し、立ち直ることができました。

その日から、私たちの家族では、家族内で嬉しい気持ちも悲しい気持ちも共有することで嬉しさは倍、悲しさは半減しようと約束しています。

(20代・女性)

posted by ファミリー・プロミス at 15:39 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月09日    ※イラストはイメージです

小さな春

テレビでプランター野菜栽培を見るたびに飛びついて、なんとなく植えては失敗を繰り返していた夏野菜。今年の春は自宅時間が長いため、放置していた小さな庭の一角を耕すことにした。今まではインターネットで見た情報やテレビでうろ覚えの情報を頼りにして、苗もの・種ものもスーパーで買っていたが、今回は苗もの専門店で話を聞いてから植えることにした。

苗もの専門店の方の知識はさすがに豊富で、私のような人間にも丁寧にわかりやすく教えてくれた。今まで例えばプランター野菜で失敗していた原因は風よけをしていなかったことと、肥料のタイミングの悪さ、初めてついた花を大事にしていなかったためと判明。特に1個目の花に実をつけることはとても大事なのだという。

696181.jpg早速言われた通りやってみると、ついたついた、小さな実が1つ。この喜びは、閉塞感が付きまとう日々に潤いを与えてくれた。

我が家の小さな子供たちも毎日観察しては、日々の小さな発見を報告してくれる。これから少しずつ畑を広げて、子供たちに地産地消をさせてやることが目下の目標である。

(30代・女性)

posted by ファミリー・プロミス at 13:27 | 「ほっ!と一息家族」エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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